疲れやすい人と疲れ知らずな人とは何が違うのか? ~年齢によって疲労感が増大するわけではない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

疲れとは、感じた時から疲れになるんです。

つまり体は疲れていたとしても、疲れを感じなければ疲れ知らずの状態で
いくらでも活動し続ける事が出来ますし
特に体が疲れていなくても、精神的に疲労を感じれば
それが疲労感となって思うように体が動かなくなるのです。

このように疲れとは、主に肉体疲労によって疲れを感じるのではなく
精神的に感じる疲労感によって疲労度が変わって来るんですね。

例えば栄養ドリンク剤にしても
本当にその成分によって疲労回復に繋がるというよりは
これを飲めば疲労が回復するという思い込みによる作用が強く
精神的な安心感や信用度によって疲労が解消したと脳が錯覚しているのです。
(ツールを使う事によって脳に錯覚させている)

風邪薬のような病気を回復させるお薬なんかもそうですが
これをプラシーボ効果と言います。

つまり使用するツールはお薬や栄養ドリンクじゃなくても
アルコールや嗜好品、あるいはギャンブルやネット(SNS、スマホ)など依存傾向の強いものもそうですし
身近なところでは食事による解消法も挙げられ
知らず知らずのうちに食べる事によって疲労を紛らわすような行為(いわゆる過食症)も
全て精神的なストレス(疲労感)から来るものだと言えるでしょう。

ですから疲れ知らずな人は(その状態では)
そういったツールに頼らなくても疲労を感じないのです。
だからいくらでも活動し続ける事が出来るんですね。

例え肉体は疲れていても疲れを疲れとは感じません。

疲れているかどうかは、忙しいとか肉体を酷使しているからとは無関係に
精神的ストレスが大きいんだとお考えください。

忙しくてもよく動くからでもなく
その程度(尺度)では疲れなど感じる事はありませんし
物凄く暇な状態でもほとんど動く事はなくても
精神的なストレスが大きければそれは全て疲労感に変わってしまうのです。

普段肉体疲労だと思ってるのは精神的ストレスが原因であり(自律神経の乱れや不調)
疲労と身体的ダメージ(ケガや火傷といった傷害、更年期障害や老化による身体機能の衰えなど)
とは違うという事を覚えておいてくださいね。

その上で精神的な疲労の解消と根本的な原因についてや、疲労感との上手な付き合い方については
当ルームが心理カウンセリングでサポートさせて頂きます。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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