自分の体が教えてくれること　～見えないもの、わからないものの力（存在）に感謝すれば心が変わる～

普段意識する事はありませんが
私たちが何気なく健康に過ごせているのは
常に免疫機能が働いてくれてるおかげなんですね。

免疫機能が正常に働いてくれなくなると、私たちの身体はたちまち弱ってしまいます。

つまり免疫機能こそ健康でいられる大前提であり（健康でいるための必須条件）
健康を維持するためにはまず免疫機能にこそ目を向けなければなりません。

免疫機能と言っても数値化したり目に見えるものではなく
実感もないためどこでどんな働きを、どこまでしてるのかもわかりませんし
自分で出来る対策としては健康に良いとされる事をするくらいのもので
せいぜい不摂生をしないように気をつけるくらいしか出来ないでしょう。

健康が悪化したり病気にかかりやすくなるのも、全て基本は免疫機能の働きにあるのです。

健康健康と言われ、食べ物や運動を通して健康を増進させる事ばかりが言われますが
まずは免疫機能の働きがあってこその健康なんですね。（健康増進、維持するための活動）
ただ体に良いとされる事をしてるだけでは健康には繋がりません。

そして私たちはこの免疫機能を自分でコントロールする事は出来ませんし
ちゃんと働いてくれてるのか、どこまで機能が落ちてるのか状況も把握できず
自分の体に任せるしか手立てはないのです。

たとえ活性化に繋がるような事をしていても実際は体任せなので
何が本当に活性化に繋がるのか、本当に活性化してるのかどうかは自分ではわかりません。

よく言われるのは腸内環境（腸内フローラ）を整える事や善玉菌の摂取ですが
果たしてそれで免疫機能が高まってるのかどうか
実際のところは確かめる方法もないのでよくわからないのです。

確かに健康増進には繋がってるかもしれませんが
体の免疫機能は自分の意思ではコントロール出来ないため
ここまでしたからここまで高まったというような実感（手応え）もなければ
ウイルスなどの病原体や気温、湿度といった環境によっても変わってきますから
とても自分の感覚や状態だけで測れるものではありません。

つまり自分で出来る対策としては、本当に“気をつける”事くらいしか出来ないのです。

ですからこの事に気づいて、自分が健康なのは当たり前のように思ってないで
自分の気づいてないところで免疫機能というよくわからないものが働いてくれてるからこそ
今の自分が健康でいられるんだと
自分の力（意思という思い上がり）だけではなく体のおかげなんだと見えないものの力に感謝し
何かわからないものの力（存在）によって自分は生かされてるんだという事に気づけば
上手くいかない事に不平不満ばかり感じてる事もなくなるのではないでしょうか。

自分は生きてるのではない、生かされてるんだと。

私は常にそう感じながら、今の自分が健康で生かされてもらってる事に感謝してますし
どれだけ今まで自分がうぬぼれていたかにも気づかせていただきました。

すると人への感謝の気持ちも芽生え、今こうして心理カウンセリングという事業に携わり
自分の得意な心理学を通して、皆様へ恩返しさせて頂いてます。

私の心が、そして人生が充実してるのがおわかりでしょうか？
少しでも伝わりましたでしょうか？

金銭的には貧しくても心はちっとも貧しくありません。

だから何か問題や悩みごとがあっても
私は不平不満なく心から充実した人生を送らせてもらってるのです。

心が変わる、心から変わるとはこういう事だと私は思います。