人の評価による苦しみの回避 ~厄介事に巻き込まれないためには~

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

人は何かと評価しようとする生き物です。

世の中にあふれる情報を何かと評価し
自分に関係ない事でもとにかく評価して批判するんですね。
そこに大した理由なんてありません。

その評価が特に何かに影響を及ぼすわけではないのですから。

ですから人の評価や批判をいちいち真に受けて真剣に取り合ってると
精神的にしんどい思いをするのは自分ですし
元々問題も何もないところに新たに問題を生み出す元凶になってしまうんですね。

とはいえ物事を評価するのは自分も例外ではないですから
人の評価を気にするなと言っても難しいですけど
まず自分が評価をしないようにする事は重要です。

自分が評価をやめれば人の評価も気になりませんし
誰が自分の味方で誰がうるさいだけか見分けがつくようになります。

ああでもないこうでもないと評価し合うから争いになるのであって
人の評価に共感出来れば仲間意識によって増々過熱し
価値観が違えば反感を買って仲間外れや苦手意識を持つようになるのです。

このような他人の評価に振り回されないようにするには
自分から評価するのをやめる事が肝心です。(評価争いから離脱する)

人は自分には直接関係ないような事でも
何か情報を得ると焚き付けられたように評価してしまうものなんですね。

だから広く情報であふれたネット社会では些細な事でも直ぐに炎上してしまうのです。

そこから離脱してしまえば自分には何の影響もありませんし
物事を評価するという、今にも燃え盛ろうとしてる火種に自分も加わるから
どうしても巻き込まれて過熱してしまうんですね。

そうなるともう引き下がる事は出来ません。
(なかなか難しい、困難な苦しみに変わる)

もう一度思い出してください。
肝に銘じておいてください。

人の評価なんてそう大した事ではないという事。

加わらなければ特に何の影響も及ばないものであり
その程度の事象に自ら飛びつくから自分も評価対象になるのであって
後は共感するかしないかによって対応が変わって来るだけの事。

人はどうしても評価してしまう生き物。

それだけを忘れずに、自分の中だけで留めておけば
逆に人の評価を利用して自分の成長に繋げる事が出来ます。

人の評価を冷静な判断力を養う糧として
ぜひ自分の成長に繋げたいものですね。
(自分も評価してしまう事を逆手に取って、評価対象を外にではなく自分自身に向ける)

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼