タバコが遺伝子情報を改ざんする ~遺伝子レベルから肉体精神を破壊。喫煙による人類破滅のシナリオ~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

先日、国立がん研究センターなどの研究チームが
喫煙によって遺伝子が変異するという衝撃の内容が発表されました。
(参考サイト:http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20161104.html

喫煙はガンの発症など健康被害を及ぼすのはもちろん
あまり知られていない側面として
直接DNAへのダメージや損傷が生じるのではないかと以前から私が懸念していたのですが
今回その事が証明された形になり、やはりそうかと思って改めて驚いています。

遺伝子が変異するとはガン化が促進されるのはもちろん
DNAは自分の子供や子孫にまでずっと影響し続けるものですから
喫煙は自分の身体だけの問題ではなく
末代までの祟とも言えるような、様々な分野に悪影響を及ぼすものである事が証明されたわけです。

他にもDNAに悪影響を及ぼすものとして知られるのが環境ホルモンですが
環境ホルモンは大気汚染物質の中などに大量に含まれる成分であり
喫煙はその環境ホルモンを直接摂取してるのと同じで
喫煙する事によって遺伝子を大きく傷つけ、情報が傷ついた(改ざんされた)状態で子孫に伝わりますから
例えば子供のガン発症率を高めたり、障害や奇形児を生み出しやすくなるのは言うまでもないでしょう。

もちろん外見は何の障害もないようでも、発育不全や発達障害、染色体異常や免疫機能の低下など
その他もろもろの弊害を引き起こして疾病にもかかりやすく
精神的にも情緒不安定だったりイライラしやすかったりと
やはり精神衛生上も深刻な悪影響を及ぼす事は容易にわかりますし
結局はそんな子供を抱える自分自身にとっての精神面でも何一つ良い事はありません。

それでその子を憎んでるようでは元も子もありませんからね。

環境ホルモンは生物界でも既に多くの奇形を生み出し、突然変異を招いているのはご存知でしょう。
それが人間にも同じ事が起こるというのですから何と恐ろしい事なのでしょうか。

喫煙によって気分が落ち着くという方も居ますが
それは大麻や覚醒剤などの作用と同じで
実際に落ち着いてるのではなくただ気分を紛らわせてるだけなんですね。

栄養剤や栄養ドリンクと同じで、強制的に疲れ知らずの状態を作り上げてるのであって
疲れていても疲れてないように錯覚してるだけなのです。

ですから自分が抱える諸問題は何一つ根本的に解消されてないどころか
問題から目を背けてる上に自ら新たな問題を引き起こしているとも言えます。

ただその事に気づいてないだけ。(喫煙、タバコの成分によって気づかないようにしている)
後悔先に立たず。
ガンになって大切なものを失ってから悔やんでも遅いのです。

つまり今回の研究成果は、喫煙は遺伝子を直接傷つけ破壊する行為であり
DNAの著しい損傷とガン化の促進、そして子孫にまで被害を及ぼすような恐ろしい結果を証明した事になります。

この破壊行為が軽々しく無意識に行われている事に
私は今の子どもたちの笑顔と未来に影を落とす、悲しい出来事として危惧しています。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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