認知症徘徊事故訴訟に関しての憤り ~なぜ一企業は社会問題に対決を挑んだのか~

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

認知症徘徊事故による家族への責任問題について最高裁の判決が出ましたが
結果は当然だと思いますし、むしろ最高裁にまでもつれ込んだ事の方が疑問を感じます。

これで家族の監督義務を問われるなら人間社会の崩壊であり
この度の訴訟で精神的苦痛を強いられたご家族の方が
JR東海側に対して賠償訴訟を起こしても良いくらいだと私は思います。

なぜこれ程の酷い仕打ちが出来るのでしょうか?
何に対する訴えだったのか?
監督義務とは何ですか?

認知症の人は常に監視監督が必要だなんて
個人の尊厳が守られてない証拠であり、憲法違反でしかありません。

果たして人権とは何なのでしょうか?

認知症は犯罪ですか?
認知症になっただけで囚人扱いですか?奴隷扱いですか?
先進国であるはずのこの日本で人種隔離政策?

時代錯誤もいいとこではないでしょうか。

この度の訴訟は世界に対して恥ずかしいですね。
憤りを通り越して唖然とするしかありませんでした。

本当にJR東海はなぜ訴訟に踏み切ったのか?
そうまでして守らなければならない何かが背景にあった?
社会的非難を浴びる事は考えなかったのか?
それとも覚悟の上だったのでしょうか?

何れにしても疑問だらけだった今回の訴訟問題と
JR東海の企業体質が見て取れた形に終わりましたが
ご家族の方には一先ず責任を負わずに済んでホッとしています。

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宮本章太郎
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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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