人が変わる唯一の方法
やっぱり人って優しいんだなぁって思います。
民家やお店など、軒先にツバメが巣を作ってたりしますが
誰も撤去しようとしたり
巣を作らないように対策したりしませんし
訪れる人もそれで悪い印象を持つ事もありません。
これがハチの巣や害虫なんかだと
すぐ駆除して取り払おうとします。
巣なんか作られたら嫌ですよね。
訪れる人もそんなとこに近づきたくありません。
ツバメだってハチみたいに脅威じゃなくても
フンをしたり掃除も大変ですし
出入り出来るようにと扉(シャッターなど)を開けとかないといけません。
だけど皆さん嫌がりもせず(本心は問わず)
優しい心で温かく見守ってらっしゃるじゃないですか。
心の狭い私には出来ない芸当ですよ。
もちろん私のような人もいらっしゃると思いますよ。
でも基本的にはツバメの巣立ちを喜び
共に生活をするような扱いで接してらっしゃいます。
今までずっとそうして来てたのは知ってたけど
今の今までそんな事にも気づかず
人ってこんなに優しいんだとは思いませんでした。
自分が恥ずかしいし情けなくも感じます。
人の優しい心に触れると自分も温かい気持ちになれる。
感じるものや実際は何も変わらないかもしれないけど
それでも心は豊かになる。
ツバメ自身も、きっとそんな風に感じてるのかな。
だから毎年毎年人の元へ
人の暮らす所へと里帰りしてくれるのかもしれない。
まるで人間と同じようですね。
この関係を見習って
私も広い心を持ちたいです。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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