いつまで表現の自由を押し通すのか?仏テロ銃撃事件 ~テロという表現の自由~

宮本章太郎

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テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

表現の自由。
つまり相手が傷つこうがオレの自由というジャイアニズム。(オレの正義)

相手が傷ついても自由ならオレも何をしても自由だな。
これがテロリストの正義。

果たしてどちらの方が正義なんでしょうか?

自由って相手の事は考えなくていいって事かな?
相手を傷つける事も自由なのかな?
自由なんだから何をしても許される?
自由って自分の好き放題、勝手気ままにしていいって事?

だったらテロ行為も許されますよね?
何せテロリストも自由の名のもとに
己の正義を行使してるだけなんですから。

相手の事を考えない“自分の正義”なんて何の正義でもありません。
自分にとって都合の良い正義を振りかざす事が自由だと言うなら
テロ行為もまた自由であり、自分の正義を貫いてるだけです。

テロという表現の自由を。

なぜ自分の自由は許されて相手の自由は許されないのでしょうか?
そこに何の正義があるんでしょうか?
どちらが正しいどちらが悪だなんて、それぞれの基準から見た判断でしかありません。

テロの問題に限らず私たちの身近にあるどんな問題でも
相手の事を考えない自由は相手を傷つけてしまいます。

相手を傷つける事が、自分の事しか考えてない自由が
果たして本当に正義だと言えるんでしょうか?

自分の事ばかりでなく、お互いが相手の立場になって考えてみる事で
互いに歩み寄る事も出来ますし、問題や紛争の解決にも繋げられるでしょう。

これが相互理解であり、私たちはこの相互理解に向けて
これから取り組んでいく必要があると思うんですね。(相互理解・相互努力)

そしてこの努力の中にこそ、本当の正義があるのだと私は思います。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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