正々堂々と自分を生きる
忘年会に新年会、そして年末年始の暴飲暴食続きにより
体調不良を起こして倒れたり寝込んだり
苦しい目に遭った人も多いのではないでしょうか。
普段私たちが口にする食料は
元々はお肉や魚などの生き物だったわけです。
お野菜にしてもそうですが、つまり私たちは命を頂いてるんですね。
私たちが生きていくのにどうしても他の生命を殺して
その生命を食料として頂く必要がありますが
やはり多過ぎる食料の摂取はそれだけの命を奪ってる事であり
その代償としてコレステロールや中性脂肪などの悪影響による
肥満や生活習慣病といった様々な害となって自分に返って来るのです。
普段私たちはこの命の尊さを忘れて
自分の欲望のままに好きな物を好きなだけ
食べたい物を食べたいだけ摂取する傾向にあります。
また、肉系をよく食べる人ほど口臭や体臭がキツくなる傾向がありますが
お肉より野菜を多く摂取する事で体臭が抑えられますし
このように生命のむやみな殺生は様々な面で弊害が現れるのです。
もちろん皆が皆、必ずしもそうだとは限りませんが
やはり節度を守って質素な食事や腹八分目を心がけてる人は
あまり大きな代償として返って来る事はありません。
確かにそこまで深く意識して食事をしなくてもいいと思いますが
命をいただくとはどういう事か?その代償とは何か?を考えれば
食料(つまり命)の過剰な摂取を控える事も出来るでしょう。
必要最低限や物を粗末にしない事は命を奪われるもののためでもあり
そしてまた自分のためにもなるのです。
(無駄に命を奪わない、頂いた命を無駄にしない)
やはり命はただではなく
その命を奪うという事はただでは済まないんですね。
このように私たちは普段の食事からも命の尊さについて学ぶ事が出来ますし
何の学びもなくただ自分の欲望のままに生きてれば
それだけ大きな代償を払わなければなりません。
殺人などの犯罪でもそうですよね。
命の尊さを知らずにただ闇雲に命を奪う行為は
全部自分に跳ね返って来るのです。
私たちは学びを通して自分の人生や生活を豊かにする事が出来ます。
学校で教えてもらう事や勉強だけが学びではなく
自分の身近なところから何でも学ぶ事によって
心身ともに健康的で心の充実した人生にしていきたいものですね。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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