2014年上半期、心理カウンセリング業界の現状を考察

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理カウンセリングについて

なぜ業界も私も、今まで誰も気づかなかったのだろうか
誰も発信しなかったのだろう。
それ程心理カウンセリングの業界は
機密性が保たれてるのであろう。
守秘義務の観点からすれば理想的である。

心理カウンセリングと一口に言うと
皆同じもののように聞こえますが
実際の心理カウンセリングは心理カウンセラーの数だけ
100人居たら100通りのやり方があり、それぞれ内容も違います。

心理療法など、根底にあるものは皆同じであるはずなのに
中には到底心理カウンセリングとは呼べない
悪質なものまであるのです。

ですから心理カウンセリングだと思って受けた
あるいは心理カウンセリングと称して受けたカウンセリングが
ただの心理療法(技法)の一つだったなんて事もありますし
それが心理カウンセリングの全てだとは言えないのです。

心理カウンセリングとは、これら心理療法の総称ですから
人によって定義が曖昧で、広範囲に及ぶ結果
このような誤解が生じてしまうんですね。

いずれにしても本来心理カウンセリングは
どこで誰が受けても同じ質のものが提供されるべきですが
中にはほんとにお粗末なカウンセリングもあるようですし
このようなカウンセリングは心理カウンセリングと称して提供されるべきではないと
私は考えます。

だからといってクライエント様があちこち振り回され
自分で判断し、見極めなければならない現状を
何とか出来ないものかと頭を悩ませているところです。

私は自身のカウンセリングが最良だなんて思ってませんが
私一人ではどう頑張ってもカウンセリングを受けて頂ける人数も限られますし
やはり全国、どこででも同じ質のカウンセリングが受けられるよう
業界を整備してみる必要はあるかもしれません。

そうなると基準が必要ですし
国家資格化の検討も必要になるでしょう。
(実際この話は進んでるようですが)

ただし取得条件が困難であっては逆効果ですし
国が自らメンタル産業の首を絞める事にもなってしまいますから
なかなか現状は難しい状況です。

いずれにしても良質な心理カウンセリングが提供されるよう
私自身も努力して行く所存ですし
皆様も心理カウンセリングなんてどこで受けても同じだなんてお考えにならず
私もお力になりますので、どうか諦めてしまわないよう
心よりお願い申し上げます。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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