正々堂々と自分を生きる
あなたがいくら悩みについて勉強をしたところで
専門家のアドバイスを聞いて一生懸命努力したところで
問題は解決しません。
極端に言ってしまえば、親友や家族であるというくらいの気持ちで
とことん話を聴く、話し合う、徹底的に聴き倒すくらいでないと
悩みなんて解決できないとさえ思ってます。
根掘り葉掘り問い詰めるという意味ではなくて
話を重ねていくうちに、解決の糸口が見えてくるんですね。
遠慮して話すのを控えてたら、絶対何も見えてきません。
あえてそう言い切ります。
それは心が自分の本音（本心）に向き合えてないからです。
意識が不安やためらいに向いてる状態なので
なかなかあなた自身が問題の核心に迫れないんですね。
問題を解決していくために
まず私は、あなたのお話をとことんお聴きして
あなたの理解に努めます。
あなたは私に、自分という人間がどういう人間なのか
難しく考えなくていいですから
とにかく何でもお話いただきたいのです。
お互い密に話す事によって、相互理解が深まります。
そうする内に信頼関係が築かれます。
そこでようやく腹を割った、本音で話が出来ますので
問題の核心に迫る事が出来るという事なんですね。
親友に話すのでもそうじゃないですか
誰かに悩みの相談をするのでも振り返ってみてください。
本音を語らなくて、何か見えてくるものがあるでしょうか？
それで、あぁやっぱり誰も自分の事を理解してくれないだなんて
そりゃ当然だと思いますよ。
自分が自分の事をさらけ出してないのに
誰があなたの事を理解出来ますでしょうか？
心の裏に隠された、表面の一部だけを見せてもらったところで
もしそれが100%完全に相手に伝わったとしても
そういう表面の一部しか相手には理解出来ないという事になります。
あなたの心の全てを開いても
相手に100%伝わるなんて困難なのに
どうして一部だけ心を開いたところで
相手に伝わる事があるでしょうか？
隠し事をしてる状態なのに、それを見破りなさいとでも言うんでしょうか？
とはいえ、問題は相手に伝わるかどうかではありません。
伝えない事には誰にも理解出来ないし
そしたら問題とも一緒に向き合っていけない（制限がある）
という事なんですね。
とことん向き合う。
私があなたにもそうですが
あなたが自分にとことん向き合うんです。
そしてそうしない限りは
いくら勉強をしたり、仕組みを理解する努力をしたところで
決して問題は解決しないだろうと、私は思いますよ。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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