正々堂々と自分を生きる
人は成長して、壁を乗り越えて次の段階に進むと
以前の苦しみが苦にならなくなるんですね。
いつまでも苦しかった頃の状態に留まる事はなく
次のステージでまた新たに再出発をするわけです。
ですから、もし今は悩みから抜け出せず
停滞状態にあるのだとしても
自らを成長させる事で
その苦しみから解放されるんです。
心が成長して一歩抜け出すと
自然と心が前へ向かいます。
もう苦しかった頃に戻る事はありません。
これまでの苦しみなんて気にならなくなり
自分が成長したんだと実感する事が出来るのです。
人はこの成長した自分への不安が怖くて
なかなか前へ、次の段階へ踏み出せないんですね。
本当はやれば出来るのに、なぜか成長する事が怖いのです。
不安に感じるんです。
これは実際に体験してみないと味わえない感覚です。
あとで自分を振り返った時に
私や他の人の言ってる事、言ってた事がよくわかるようになるんです。
逆に、自分が悩みの中に囚われてる時には
実感しにくい感覚でもあるんですね。
だからこそ何でも続ける事が必要で
諦めてしまったらそこで終わりなんです。
感じる事も何もありません。
心が成長すると
今までただ苦しかっただけの経験から
その苦しかった頃の経験すらも
前向きに捉えられるようになるんですね。
これは実際乗り越えた人にしか味わえない
不思議な体験です。
しかもこの体験は
誰にでも出来る体験なんです。
何も特別な人だけが味わえるものではないんですね。
ただ、そこに至るまで努力をするかしないか
それだけの違いなんです。
心を成長させるといっても
自分では方向も何もわからないと思います。
何をどうしたらいいのか、手をつけられない状態です。
ですからそんな時には
周りの人に協力してもらったり、行動力が必要になってくるんです。
そして成長のためのお手伝いとして
心理カウンセリングというものがあるんですね。
これも上手に利用していただきたいと思います。
人間、一人で成長出来るなんて事はまずありませんし
いくら強情に自分の力だけで成長したんだと豪語してたとしても
本当の成長を遂げたあかつきには
自然と人への感謝の気持ちも生まれてくるんですね。
何度も言うようですが
これは自ら成長して、体験した人にしか味わえません。
いくら口で説明されて、頭ではわかってたとしても
コラムなどを読んでわかった気にはなったとしても
後で振り返ってみた時に、ようやくその真意がわかるものなんですね。
心の段階を次のステップへ置くこと。
そうすると、本当に今悩んでる事が苦にならなくなり
いつまでも引きずらなくなるどころか
前へ向いて進んで行く事が出来るのです。
この状態を、人が変わったと言うのでしょうね。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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