情けは人の為ならず？

2013年11月14日

テーマ：心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

カウンセリングでもそうですが
仕事でも勉強でも
結局は全て自分のためにやってる事とはいえ
やはり何か進展すれば、人は誰かに褒めてもらいたいものです。

例え他人の事なんて全く考えず
自己満足のためだけに何かに熱中してたり取り組んでる事でも
人から褒めてもらって嫌な気はしません。

心理学の観点から言う、人に褒めてもらうとは
努力や成果、行為を人に認めてもらう事です。
人におだてられるのとはまた違います。

人からおだてられても
それでは自分の身になりませんし
他人のために従事するという事になり
結局は心理面での長続きはしませんし
ちょっと自分の気に食わない事が出てくると
不平不満ばかり抱えてしまうようになるんですね。

そんな状態で物事を続けていても
それが悩みとなるのはもちろん
何のためにこんな事をしなければいけないのかと
自分に価値を見出せず
しんどい思いをして人生を過ごさなければならないんです。

人はおだてられたいから動くんじゃないんです。
人に認められて
それが自分のためになり、そして人のためにもなるからこそ
だからこそ人はやりがいを感じ
生きがいを持って人生を歩んでいけるのです。

人におだてられて気を良くしてるようでは
何も得られるものはありませんし
長続きもしません。
人におだてられなく、認められなくなった時
不満や不安だけが残るでしょう。

いくら自分のためでも
人に褒めてもらうというのは本当に大事なことなんですね。

そのためにも
やはり自分も人から認めてもらえるような
そういう人間に成長していただきたい。
このように私は思うのです。

どうか卑屈にならないで
一度心理カウンセリングで自分を見つめてみませんか？
自分という人間を知ると
自分に価値を見出そうとし、自分を大切にするようになるんです。
そうすると人生に価値が出てきますから
悩みが苦しいだけのものではなく
一生懸命に問題と向き合い、成長をして
人生をエンジョイ出来るようになると思いますよ。

楽しみはこれからです。
人と人とが認め合えるような
そんな人生を歩みたいものですね。

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