諦めの境地というのも必要かも知れない

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

諦める。

それは、通常ではあまり良くない事として捉えられがちです。

努力する事や頑張る事への美徳はあっても
諦める事に対しては、どうしても負の印象が強いんですね。

確かに自分の抱えてる心の悩みや
カウンセリングを考えてるのに諦めて何もしないというのは
それは正しいとは思いません。
他のどんな事に対してもそうです。

そういった放置や放棄するような諦めではなく
まぁいっか、なるようにしかならんし
どうせダメなんやし、元々出来なくて当たり前だとか
諦める事についても何か美徳を持たせてしまえば
上記のような気を楽にする考え方が出来るかもしれません。

負の印象が強いと、どうしてもそれがいけない事のように感じますが
(例えばイジメられてるのに逃げてはいけないだとか)
そこに何かの口実や美徳を持たせる事で
諦める事が決していけない事ではないんだという風に考えられます。

そうでなければ、苦しくてもしんどくても諦めてはいけないんだと
心の負担になってしまいますからね。

実際諦める事に対しては、その時は苦しいかもしれませんが
いざ諦めて肩の荷を下ろしてしまえば
意外と気も楽になるものです。

何々しなければいけないだとか、こうでなくちゃいけない
皆の、誰かの期待に応えなきゃなんて思ってたら
心も苦しいはずですよ。

そんな時には、そういった考えをキッパリと諦めてしまう!

この、諦めの境地も必要なんじゃないかと思うんですね。

その代わり、諦めたら諦めっぱなしではいけませんよ。
問題をそのまま放置しとくんじゃなく
諦めたら次なるステップへと進んでいかなければ
結局はより良い人生まで諦める事になりますからね。

私の言う諦めの境地とは
こだわりや固執(執着)を捨てる事なのかもしれません。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

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