現代食糧事情の考察

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

消費税増税の決定に伴い、ただでさえ原料が高騰してる食料品も
実質的な値上がりで更に家計が圧迫されるでしょう。
厳しい経済事情の中、何とか少しでも安く手に入れ
節約志向にも力が入ると思います。

私も同じですし、気持ちはわかるんですが
いっその事、食料価格はもっと高騰してもいいのではないかとも思うんですね。

というのも、今この飽食時代の最中
食べ物が粗末に扱われ過ぎてるのではないか?
余った食べ物は残飯として大量に廃棄され、しかもそれで当たり前。
物を大切にしなければ、勿体無い精神もどこかへ消え去り
感謝の心も完全に失っている状態です。

だからこそ食料は貴重な物なんだ、食べられる事は幸せな事であり
ありがたい事なんだと再認識するためにも
そんな当たり前のようにして、簡単に食べられる物ではないんだよという事で
もっと値上がりしてもいいのではないかと思ってます。

今やスナック菓子やインスタント食品
ファストフードといった手軽で簡単に食事が出来る環境が整い
食べられる事のありがた味や感謝は微塵もありません。
食事の時間がどんなに貴重なもので
いただける事のありがたさに手を合わす心もすっかり忘れています。

一方で今後は世界的な食糧危機の問題も抱えてますし
その対策として実際検討していってもいいのではないかと思いますね。

最近のプチ高級志向としての価格上昇ではなく
食費に関わる全体的な底上げにより、無駄を減らせますし肥満対策にも繋がるでしょう。
それでも食べる人は対価を払ってるわけですし
何も食事を困難にする意味合いで値上げをと言ってるのではありません。

そうでないと貧困を招いてしまいますし
価格の底上げによって私が一番懸念してるのがこの部分なんです。
ひもじい思いは直接人の心理に影響しますし、治安の悪化も招きます。
そして経済の発展も衰えるでしょう。

しかしそうならない程度の価格上昇により
今まで平気で廃棄してたような、食べ物に対する価値観を見直せるのではないでしょうか。
生産者の方に対する感謝の気持ちも、価格として反映されますしね。

ただし課税ではなく、あくまで単価の上昇じゃないと意味はないですが。

私の案を実際に検討や考察をしなくても
ここで改めて、現代の食糧事情について
皆さんそれぞれが見直していただけるキッカケになればと思います。



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