脳死さえ克服すれば、不老不死は夢ではない?

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

脳が電気信号、その刺激によって反応するものであるなら
一種のスイッチのようなものであると考えられます。

その反応の連続が、脳の活動そのものであり
人の生命活動であると言えるでしょう。

そしたらそのスイッチが完全に切れた時
スイッチが入らなくなった状態というのが
脳活動の終焉であり、人の死であると言えます。

ではいつ、どんな時に、スイッチが入らなくなるのでしょうか?
なぜスイッチが入らなくなるのでしょうか?

脳への物理的なダメージ・損傷による機能停止なら説明がつきますが
いわゆる脳死と呼ばれるような状態の場合
どうしてスイッチが切れてしまうのかの説明がつきません。

もちろん細胞レベルでの死など
刺激そのものが発生しない状態(発生源の機能停止)になるという意味では
理解はしています。

しかし、脳が電気信号と刺激だけによって反応するものなら
もし脳以外の身体機能を
サイボーグ技術や機械化によって全て再現出来るとした場合
更には脳活動さえ永続的に維持の出来る技術が確立されたら
電気信号と刺激だけによって
脳はいつまでも活動を続ける事が出来るのでしょうか?
生命の永久機関の出来上がり?

身体機能はロボット化によって可能だとしても
脳そのものの維持が最困難でしょうけどね。

それ以前に、そこまでして生きたくないという意見や
倫理の問題もありますが。

つまり、身体だけは何とかなっても
脳だけは何ともならない?
脳さえ何とかなれば、不老不死が可能になるという事でしょうか?

不老不死や再生医療は人類の夢でもありますが
まずもって人生そのものが充実してないと
生きる事が何の意味もないかもしれませんね。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

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