何でも仕切りたがるのは、心に余裕が無い証拠
他の動物が歯を見せる時というのは
警戒や威嚇の意味を表してるんですね。
ところが人間だけが
歯を見せるのは笑顔の時であり
友好の表れなんですね。
そして人間の持つ
他の動物にはない優れた身体的能力。
それが持久力です。
人はその場で直ぐに完了する作業よりも
長く続けて取り組んでいくような作業に特化してるんですね。
農耕だってそうです。
他の動物は農耕なんてしません。
今ある物で事を済ませるのです。
しかし人間は、この身体的な特徴により
自ら創造する力を手に入れました。
それがいわゆる“知恵”と呼ばれるものですね。
知恵によって、文明や文化を発展させて来たのです。
そして仲間意識に代表されるような、共同作業という行為は
人間以外の動物にも見られる特徴ですが
動物のそれは、全て共存のために行われますが
人間のそれは、共存というより協力の傾向が強いのです。
お互い協力する事によって
更なる成長、発展を遂げられるというわけです。
共存とは、その場限りの作業でしかありません。
そんな中で必要になって来たのが
コミュニケーションの存在です。
他の動物のように、他を警戒・威嚇していたのでは
人類の発展は遂げられませんでした。
ですからあえて歯を見せる事により
お互い警戒心や敵意のない表れとして
笑顔というコミュニケーションツールを手に入れたわけですね。
ですから発達障害にしてもそうですが
コミュニケーションを上手く取れないとなると
当然それが生きづらさにも繋がってしまいます。
自分一人で生きなければならないんですから
周りはみんな敵だらけ。
常に緊張状態が解ける事はありませんし
このような孤立がいかに苦しみを生むのか
想像に難くないと思います。
人間に元々備わってる機能は持久力であって
コミュニケーション能力ではありません。
コミュニケーションとはツール(道具)ですから
人間それぞれに元々備わってるわけではなく
身に付けないと満足に使いこなせないんですね。
ですからお互いの人間関係の中で、学ぶ必要があるのです。
学べば苦手であっても、多少は身に付きます。
そしてそれが社会性と言われるものです。
(学ぶ=勉強ではありませんよ)
この、学ぶという事をしないで
単に傷付く事を恐れてたり
幼い頃の人間関係(コミュニケーション)の中で
植え付けられてしまったトラウマ・先入観のせいで
コミュニケーションというツールを上手く使いこなせずにいるのです。
生まれ持ってコミュニケーションが苦手とされる
発達障害の方であっても
コミュニケーション力を磨く事によって
社会性が身に付いたり改善される事が確認・報告されています。
人間には、元々自分に備わった特徴を活かす事で
お互いに発展していく事の出来る、唯一の動物です。
他の動植物であっても、自分の特徴を活かさない
最大限に発揮しない生命に、未来はないのと同じなんですね。
コミュニケーションについては
心理カウンセリングを通して身に付けていただけます。
そして自分に備わった特徴は何なのか?
どう活かしていけばいいのだろうか?
このような特徴の発見・気付きにも
心理カウンセリングは特に有効なのです。
そして学んだ経験を活かしていけば
人生が充実するのは目に見えて明らかだと思います。
日常生活の中ではなかなか身に付けにくいコミュニケーション力ですが
心理カウンセリングを利用して
あなたもぜひ、豊かな人生を手にしてくださいね。
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