カウンセリングで何がどう解決するのか？　～悩みのルールを知る～

例えば野球のルールを全く知らず
初めてバッターボックスに立つ人がいるとします。

バッターボックスは右打ちの人用、左打ちの人用と
左右に2つありますね。

しかしこの野球を知らない人は
どちらに立てばいいのか、どこに立てばいいのかもわかりません。

とりあえず野球の基本的なルールを教えてもらって
その後しばらく野球を続けていくんですが
どうもバッティングが、いくら練習しても上達しません。

すると、今まで自分の利き腕とは
反対のバッターボックスに立ってたと知り
利き腕用のバッターボックスに立った途端
急にスムーズに打てるようになりました。

この例を細かく見ると
まず最初の教え方が悪すぎるとか、周りの人が見たらわかるやろと
ツッコミどころは沢山あるかと思いますが
このコラムではそういう事を言いたいのではありません。

今までわからずに続けていた事が
やり方を知った途端
急にスムーズに事が運ぶようになったという例ですね。

実は悩みの仕組みにも、この例を当てはめて考えられます。

今まで何もわからず、ただ何となくで続けていた事が
なるほど、こういう事だったのかと仕組みを知る事で
急に事が上手く運び出すというような例は珍しくありません。

もちろん野球の話は極端な例ですけども
そういう一つ一つの小さな発見が、問題解決へ結び付くというのも
決して遠い夢の中のお話ではないのです。

子供から大人へ成長するのでも
このような発見の連続ではなかったですか？

今まで自分の知らなかった、何か新しい事を知り
学習する事で、自己成長へと繋がっていくんですね。

悩みって結局、解決するとか取り除くものではなくて
学び、知ることであると。

つまり、自己成長する事によって
何も知らなかった時の苦しみから解放されますし
その後の成長へと繋がるのではないでしょうか？

そしたらきっと、あなたの人生がまた一段と
輝いたものに変わると思いますよ。

私はそんなあなたの人生を
心理学の知識を用いて応援し続けていくために
これからも心理カウンセリングに取り組んでまいります。



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