自己一致の心理学で、心と考え方を柔軟にさせる　～自己一致とは何か？～

2013年2月7日

テーマ：心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

どうやったら楽に死ねるか？を深刻に考えるくらいなら
どうやったら楽に生きられるか？を適当に考えて
これいいんじゃない？と思うようなのがあったら
実際にそうやってみたらいいんですね。

人はなぜ生きづらさを感じたり苦しむのかと言うと
思考と行動（心と体）が一致してないから苦しいんです。
こうしたい、こうであって欲しいと思ってるのに
現実は違うから、自分の思考に逆らうから苦しいんです。

何でも自分の思ってるように事が運べば
ちっとも苦しく感じませんよね。

逆に言えば、思考と行動を一致させれば
人生を快適に生きられるんですね。
心と体の動きを連動させるのです。

心理学では、この思考と行動が一致してる状態を
“自己一致（してる）”と言います。

何か思ってるだけで行動しなかったり
何の考えもなく、その時の気分や思い付きだけで動いてるから
人生が苦しいものでしかないわけです。

思ってる事が叶うかどうか
自分の思い通りになるかどうかではなく
要はそう思ってるんだったら、実際そのようにやってみる事。
これが重要なんです。

上手くいったかどうかではなく
思考と行動が一致してないから苦しいんです。

もちろん人には何か
そうしたいんだけどなかなか出来ない理由や
あれこれやっても上手くいかない原因があります。

だからといって、そこで頭を悩ませてるだけで
思考と行動という、この2つを連動させないから
一向に何も改善しないし
心が苦しい状態のまま、人生を生きなければならないんですね。

そうじゃないんです。

例えやってみて上手くいかなくても
思ってる事をやってみる事で
その事に対して満足もすれば納得も出来ます。

結果に満足したり納得出来なかったら
そしたら次はどうしたらいいのか
思考も行動も、次のステップへ進んでいけますよね。
叶わない事や上手くいかない事を
心の悩みとして、大きな苦には感じません。

思考と行動を一致させれば
行程そのもの、成長の過程そのもの
つまり人生というもの自体が、楽しく感じられるんですね。

何度も言いますように
人には何か、自分の思うように自己一致出来ない理由があります。

それは心理的なものだったり気分的なものだったり
その原因は様々ですが
そこを心理カウンセリングで見させていただいて
思考と行動を一致させるように働きかける。（つまり自己実現）
これが心理カウンセリングの目指す最終目標であり
私の行なってる取り組みであるんですね。

＊自己実現についてはこちら（下記リンク先）をご覧ください＊

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