身体的な悩みと精神的な悩みに対する、周りの反応について

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

何かの話の中で「実は私、ガンを患ってるかもしれません」なんて言えば
たいていは皆さん、心配の声を掛けてくれますが
「実は私、学習障害なんですよ」とか「きっとうつ病に違いない」なんて話をすれば
なぜか冗談っぽく笑い話にされたり、茶化されたりするんですね。

これって不思議に思いませんか?
私は不思議で仕方ありません。

ガンは命に関わる事だから
だから皆心配してくれるの?

うつ病なんていったら、別に命に関わる事でもないし
そしたら笑い話になるの?

じゃあうつ病や心の病による自殺者というのは
命に関わらない事なの?
直接ではないから心配はしない?

これってどうも、私には不気味に思えて
違和感を感じます。

身体的な病気は心配されて
精神的な悩みは笑い話にされる。

どうしてでしょうか?

私は今、この心理についてつまづいてるところなんですが
この事に意識を集中して向き合えば
何か見えてくる気がしています。

しかし、他の事でいろいろ考える事もあり
なかなかこの事だけに向き合うのは難しい状況です。

この心理を解明できた先には
何か見えてくるものが、繋がるものがあるんでしょうか?

皆さんはどのようにお考えですか?

もし自分が精神的に重い悩みを抱えてて
その事を話したら笑い話になったり茶化されたり
ガンはガンだけど、まだまだ全然初期のガンらしく
自分ではそんな大そうに思ってないんだけど
周りは異様に心配してくれたりいろいろ気遣ってくれるの。

しかも両方抱えてて、どちらかというとガンより
精神的に抱えてる悩みの方が、自分にとって比重が重かったとしたら?

考え始めるとなかなか難しい問題ですが
今回は問題提起のような形で
このコラムを締めさせていただきます。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

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心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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