正々堂々と自分を生きる
人間とはどういう動物かを考えるにあたって
一般的にはよく、人は考える動物であると言います。
それも間違いではないですが
私から言わせてもらえば、考えるというより
他の動物より、学習能力の優れた生き物であると言えます。
学ぶ事、学習する事によって知識を蓄え
そうして工夫を凝らしながら
現在の文明や人間社会を形成し
より便利に、より快適に、より安全に
人生という、より良い暮らしを営めてるんですね。
ただ何かを考えてるだけでは
今のような社会は築けなかったでしょう。
学ぶ事によって、学習する事によって
そうして今の社会が成り立って来たわけです。
つまり、人は学ぶ生き物であると言えます。
人生生きてて何も学べなければ、そこに悩みが生まれます。
人は学ぶ生き物なのに、ただ考えてるだけや
何の学びもなければ、当然そこに悩みが生まれるんですね。
まだ学びが足りないから悩みの状態にあるわけです。
自分の悩みに対して学ぶ事もせず
これは心の問題だと心の問題にしときたければ
いくらでもしといたらいいんです。
自分が学ばないから悩みになってるのに
その問題を他の何かのせいにして
あるいはそれで、もし他の誰かが何か学びを得たところで
あなたの悩みが解消するわけではありません。
心豊かに人生暮らせるのは、学んだ人間だけです。
もし人が何の学びもない動物だとしたら
今のような社会もなかったでしょうし
今頃種として絶滅しているに違いありません。
人は他の動物より学習能力（学ぶ力）が圧倒的に優れているからこそ
種として、自然界のトップに君臨出来てるわけです。
と同時に、学ぶ事によって手に入れられるもの（便利な暮らしなど）があり
心に余裕が出来るからこそ
他の生き物を慈しむという行為が出来る、唯一の動物なんですね。
常に支配欲旺盛で、警戒心むき出しの
心に余裕が無い生き物が
どうして他の生き物を慈しむ事が出来ましょうか。
学ぶからこそ工夫も出来ますし
それが結局、個としても、より良い人生へと繋がるんです。
それは自分の人間的成長へと繋がるからなんですね。
心に悩みを抱える事は、精神的に弱いからでも何でもありません。
それでいろいろ考える事はあっても、そこに学びがないから
いつまで経っても悩みの状態にあるだけで
何か学びを得られれば（心理カウンセリングでは気づきと言います）
あなたにとっての、本当に快適な人生を得られるでしょう。
何からでも学ぶ力を。
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