正々堂々と自分を生きる
私たちはお金を使う事で、便利を(心理的には満足を)手に入れてます。
そして何に対してお金を使うかで、お金が使われる対象の価値が決まり
どれだけつぎ込むかによって便利を得る度合いも変わってきます。
決してお金を使う対象やつぎ込む量によって
その人の人間的価値が決まるのではありません。
つまり、便利を得るためにはお金を使わないと得られないんですね。
当然と言えば当然なんですが
ここにお金の価値を見る時の落とし穴があるんです。
お金を使わないと便利は得られないんですから
お金を使わないなら、何でも全部自分一人でやらなければなりません。
そしたら誰も文句はありません。
しかしちょっとでも便利を得たいのであれば
お金が必要なんですね。
悩みを解決したいのだってそうです。
お金を使わないなら、全部自分で解決していけばいいのです。
そしたら誰も文句はありません。
しかし自分では解決出来ず、それでも悩みを解決したいと望むなら
つまり、便利を得たいと思うなら
やはりお金を使う必要があるんですね。
お金は使いたくない、でも便利は手に入れたいでは
文句を言われても仕方ありません。
この話を、お金という限定した対象として見てしまうと
お金お金と、お金がなければ何も出来ないのか、してはいけないのかと
卑屈になられるかもしれません。
しかしもう少し、お金という価値観を広げて見ると
結局はお金も道具なんだという事がわかります。
自分が便利を得るための道具なんです。
結果的に贅沢に繋がる事もありますが
別に贅沢するための物でも何でもありません。
ですから、お金を使いたくないなら全部自分でやればいいだけですし
自分が便利を得たければ、やはりお金を使う必要があるんですよと
単にそれだけの事なんですね。
何も難しく考える必要はありません。
だからこそお金を使う事で、例えば心理カウンセリングなら
心の負担の軽減や、生きやすさという便利を得る事が出来ますし
お金を使いたくないなら、自分で生きやすいようにしていくしかありません。
カウンセリングじゃなくても、他の何事でもそうです。
食材を手に入れて、空腹を満たすのだってそう。
お金を使いたくなければ、一から自分で作物を育てればいいですし
既に完成したものを食べたければ、お金を使って食事をするわけですね。
お金を使う事で、そういった便利を手にしているわけです。
お金を使うとは、たったそれだけの事ですので
何にどれだけ使うかとか
お金の使い道や個人的価値観はまた別の問題です。
節約術なども、自分が便利を得るためという意味では
単純なお金の価値としては、あまり意味のない事なんですね。
使えば使うだけ便利を得られるだけですし
それが嫌なら全部自分でやるしかないというだけの事です。
ほんとに何も難しく考える必要はないですが
そう考えるとお金の使い道も
何にどれだけ、どう使うのかをよく考える指針にはなりそうですね。
あなたは自分のお金を、何にどれだけ、どのように使いますか?
そして今、何を得たいと望んでますか?
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