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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

他人軸で生きない

2020年8月16日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 夫婦問題 相談プラス思考 トレーニング女性の働き方

生活していると、生きづらく感じることのトップテンに「他人の目が気になる」が入っています。実は他人の目を気にしている人は、私を含めて次のAとBの2つの要因があります。

悩む木人形

A 自分が他人に悪く思われていないか不安を抱いている状態

この状態は「自己肯定感が低い」ことが考えれます。自分の存在を否定的に受け止め、行動しても必要以上に失敗を恐れる傾向があるので、ありのままの自分を受け入れる「自己受容」の考え方を持つと楽になります。

加えて「自分軸がない」のは、やりたいことがない、こだわりを持てない、周りに合わせていれば良いと、日常的に思考停止の域に逃げ込んでいる状態です。

こだわりや信念を持つために「やりたいことを探す」という経験を増やし、自分が何に対して喜びを感じ、何に対して不快に思うのかを客観的に意識してみる。

例えば、テニスが楽しかったと感じたら「何が喜びに繋がったか」「何が楽しいと感じたか」を抽象化してみると、やりがいを感じるタイミングを知ることができると思います。

※抽象化とは、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は捨て去る方法

B 「目立つことは良くない」「多数が正しい」と思い込んでいる状態

この思い込みは、集団行動や協調性を重視する傾向にある日本の教育文化が原因のひとつで、大人の同調圧力で子どもの個性をつぶすので、目立ってはいけないというマインドセットができます。

この状態の対処法は、この組織やコミュニティが全てなんだと錯覚しているココロの狭さを改めて実感し、より多様性が認められる環境を自分で作ってみるのも良いでしょう。

このような組織やコミュニティの中では、こういうことが好まれて、こういうことがダメなんだと冷静にコミュニティを分析し、少数派は一義的なものだと認識し、組織やコミュニティに対する価値観を変えてみて下さい。

これらのことを実践していれば自己受容の考え方になってゆきます。すぐに効く対処療法ではないので、じっくりできることから実践してみましょう。




終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。



今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「学びを分散化して活用する」
物事を抽象化するワーク




【小さな実践】
物事を抽象化する考え方のトレーニングを普段からしておく


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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