マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

無意識の領域で観たいものを見る

2019年10月3日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私たちは何かを無意識に行なっていることが思います。「無意識」とは意識せずにできることですよね。

ルービックキューブ

例えば、今あなたが居る部屋を1分間見渡して下さい。そして静かに目を閉じて赤色をイメージして下さい。流れたペンキ、サンタさん、リンゴ、消防車と赤色をイメージし、静かに目を開けると部屋の中の赤色を無意識に探して見つけるはずです。

他にも、あなたが車を購入することになって、納車まで期間がある時、街を走っている車の中では、あなたが購入する車ばかりが目に入ってくるはずです。

脳は見た情報を一瞬で処理しています。その情報量は数万の単位です。しかしそれらのすべてを認知しているわけではなく、見たいと思ったモノを見せてくれます。つまり「見たいものを見たいように見ている」ということです。

これを「カラーバス効果」と言います。

このカラーバス効果は、色んなことに応用できます。但し、注意しておかなければいけないことがあります。

私たちは欲しい情報のみを取り込むことができます。見たいものしか見えないというのは一方で、「自分には関係ない」と感じた情報については注意を向けることができないということです。

本を読んだり、セミナーに行って学んだ気になって「よし今日から変わるぞ!」と思っても、実際には変われません。

それは一時的に集中して物事の見方が変わっただけで、無意識化の長期的な継続法を知らないから変われないのです。

つまり、根底から変わろうと思うと、自分の潜在意識の中から答えを引き出す方が先かもしれません。このことは「自己啓発や成功法則の本を何冊も購入しても無駄かも?」の記事でお伝えしています。


参考になれば幸いです。


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「自分探しの質問」
やりたいことや目的をカラーバス効果を使ってアンテナを張る

「ノートに書き出すと願いごとが叶う」という科学的な根拠」
多くの情報の中から求めていることを脳のオートモードで探してもらう



【小さな実践】
カラーバス効果を応用し、長期的に願いや欲しいモノにアンテナを立ててみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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