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コラム
共通認識の言葉をつかう
2019年3月23日 公開 / 2020年10月25日更新
観えているモノが違う
私たちが観ている世界はあるようでない世界かもしれません。あなたはもしかして、自分が観ているものは他者が観ているものと同じだと思っていませんか?
小学生の頃、友だちと自分は、同じモノを観ているようで実は違うのかもしれないという妄想をしていました。
例えば、自分が赤だと思って見ている色を、友だちはどの色を赤として見ているのだろうか。もしかすると自分は暖色に感じるけど、友だちには赤を寒色に感じているのかもしれない。
このようなことを考えていると、夜に眠れないことがあるくらい深掘りする子どもでした。
私たちの価値基準は似ているようでまったく違うし、違うことさえ気付いていません。時代背景、地域性、風土、家族環境、関わった人の影響、趣味趣向、生存時間、
概念などで、個々のマインドセットが構築されています。
このように物事の捉え方が違えば同じモノを観ていても感じるもの、観え方が違って当たり前ということを認識しておくと、関係性が大きくこじれることはないと思います。
言葉は便利ですが、言葉だけで人間関係が上手くいくはずもなく、互いに誤解がないように共通認識を持つには、言葉が通じない国にひとり取り残された時のように全身全霊で相手に伝える気持ちが必要かもしれませんね。
【小さな実践】
人間関係において、一つの事象で互いに共通認識があるかどうか確認してみる
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