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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

パクられないモノは使い物にならない

2018年12月10日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:強みと専門性の引き出し

コラムカテゴリ:スクール・習い事

30%できたら良し


私はゼロ百思考だったので、なんでも慎重に物事を進める傾向にありました。これが私の長所でもあり短所です。起業する際に、先輩に相談に乗ってもらっても、何か腑に落ちないことがあると、これでもかと言うほど他者の意見を聞いたり事例を探して確認します。

そうこうしているうちに、別の知識や少し違う意見が入り、それが腑に落ちるまで調べるという繰り返し。こうして、どんどん行動できずに先延ばし状態がしばらく続きました。

そんな私でしたが、ある成功者から学んだことがあって、結果は30%できたら良しとし、十分な情報がなく多少不安があっても実践→検証→改善を繰り返し、愚直に実践し続けることを学びました。

どんなすごい人から学んでも、自分で実践し失敗しなければ解らないことは山ほどあります。ただ、いくら即、実践といっても慎重に行動しなければいけないこともあります。


脳が空っぽ

パクられてなんぼ


ある若い起業家のメルマガを読んで残念なことがありました。その若い起業家は、ずいぶん努力して自分の強みと専門性で売り出している若者でした。彼は自分のメルマガで自分が発案したコンテンツがパクられたとその人を名指しで中傷していました。

気持ちは分かりますが、それまで彼に抱いていたイメージがいっきに崩れました。私も過去に自分の店舗デザインを有名デザイナーにパクられた経験があります。その時は腹も立ちましたが、しだいに嬉しく思えるようになりました。

だって、自分より優れているデザイナーにパクられることは光栄なことですし、パクられた以上のものを、また生み出せばよいだけです。

世の中の商品は最初はすでにあるモノの真似から始まり、やがてそれがオリジナルになって素晴らしい商品になります。何もないところからの発明はありえないですよね。

アイデアの出す方法はこちらを参考にして下さいね。



【小さな実践】
事を始める際、叩き台ができた時点で、他者の反応をみながら検証し、少しずつ改善と検証を繰り返してカタチにしていく

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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