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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

今回の記事の主役は「心臓」のボクです

2018年9月13日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:自己開示

コラムカテゴリ:スクール・習い事

やれやれボクの主はまた入院するらしい。というのがボクの管理で、24時間心電図を取っているICDを入れていたのが幸いし、ボクに不定期で心房細動が起こっていることがわかったのだ。

心房細動は、自覚症状があるとすれば、動機、めまい、胸の不快感なので主人にはわかりにくいと思う。ボクが心房細動が起こすと心房内の血液がよどみ、最悪、血栓が発生して脳に飛ぶらしい。



心筋梗塞



病院に行く前の主は、思いのほか緊張していてボクの心拍数も血圧も高めだった。病院には10時30分に着いてバタバタと入院手続きを終え、病室に入った。手術は12時30分からなので怖がりの主人にとっては、このバタバタは良かったのかな。

手術の準備として、両足の付け根から2箇所、首から1箇所の静脈からカテーテルを入れる。手術前にムダ毛を剃った後、尿道にチューブを差し込むが、研修女医さんが15分くらい頑張ってくれたが入りにくいので結局、恥ずかしがり屋の主人の苦手なシビンになったようだ。

手術室まではストレッチャーで運ばれたが、ストレッチャーで運ばれると足がどこかにぶつかるような気になるらしい。やっと手術室に着いたら何やらバタバタしている。救急が入ってくるので少し後になると言われたが、状況が面白いのか、主は看護師さんと笑っている。他人事のようにのんきなものだ。



今回は、薬物療法の効果がない場合のみカテーテルアブレーションを行なうようだ。ボクには4つの部屋があり、下部の2つは心室、上部の2つが心房ということになる。今回は左心房につながる4本の肺静脈から発生する異常な電気信号が心房細動の引き金になっているそうだ。


カテーテルアブレーションは、電磁カテーテルとバルーンカテーテルがあって主は冷却剤を使って発生部位をマイナス190度くらいで凍結させるバルーンカテーテルの術式で行われた。どっちでも良いのでお手柔らかに頼むよ(-_-;)

この手術は食道の近くで行なうので、食道の神経も麻痺することがあるらしい。だから食道に温度センサーを鼻から入れられていた。これが苦しかったらしく主は何度も咳き込んでいるけど、いつも大袈裟なんだよ!

麻酔は両足の付け根の局部のみで、手術中は鎮静剤を使う。手術中は眠っているはずの主が、凍結時、ボクの強烈な痛みで目が覚めたようだ。去年のカテーテルステント手術の検査も含め手術時間は2時間くらい終わった。

手術中は、酸素マスクを付けていたので口の中がカラカラだと言って、主はしんどそうに看護師さんにお茶を頼んでいたが、ボクは4箇所も凍傷を負っているのに少しは労ってほしいものだ。


この手術は根治を目指すものだが、場合によっては再発する場合もあるとのこと。ちなみにこの手術を自己負担でした場合、150〜250万円前後と言われていつが、高額療養費制度を利用すると9万円前後になるそうだ。


主は元々、心臓に毛が生えているくらい強かったが、5年前、ボクの重度の心筋梗塞で心筋の60%が壊死し、ボク自身に負担がかかっていたからしょうがないよ。何はともあれ、今回の入院は3日間だったようだ。



【小さな実践】
不整脈の自覚症状があったら一度、検査した方がよい

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小橋広市

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小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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