緊張を取り除くためにする2つのこと
私の年齢になると、さすがに大きな失敗をすることはありませんが、若い頃は、同じ失敗を何度も繰り返していました。お金がないのに飲みに行って飲み屋のツケがたまったり、お袋が離婚していたので、結婚したら絶対に離婚すまいと思っていたのに反面教師のお袋の背中を見るように同じように離婚してしまったことなど。
何をもって「失敗」と言えるのか分かりませんが、二度と同じ誤ちをしないと誓っても何度も同じような結果になってしまう。実はこれは、自分自身が作った脚本です。この脚本は、幼い頃の環境や周囲の人間関係などが基になって何度となく繰り返し人生の中で再現されます。同じ誤ちを何度も繰り返す人もいれば、何をやっても上手くいく人がいます。
私たちは、何かしら同じような脚本の人生を相手役を変えながら再現しています。上手くいっている脚本なら書き換える必要はありませんが、いつも自分の考えとは反対の方向にいくようなら、書き換えてみるのもいいでしょう。このような悪循環の脚本を変える方法があるとすれば、自分がどの脚本を繰り返しているか気付くことです。
どうやって?
私はある時期から脚本を変えることができました。それは、環境と付き合う人が変わったからです。それはパートナーとの出逢いであり、影響力がある人との出逢い。そしてビジネスと周囲の環境の変化。これだけで負のスパイラル人生の脚本が徐々に変化してゆきました。
私は還暦前に大病を患い、通常なら人生を諦めても不思議ではない状態から、最低でも80歳まで現役で仕事をする!と本気で考えられるようなマインドセットになっています。こんな私ができるのなら、私より若い人なら必ず変容することができます。ほんの少しの例外を作って実践してみるだけで、知らないうちに変容してゆくので気がついたら周囲の環境や交際範囲が変わっているかも知れませんよ。
【小さな実践】
小さな変化を作り愚直に実践し、小さな達成感を実感してみる