緊張を取り除くためにする2つのこと
昨日はアンガーマネジメントの
応用講座を開講しました。
この講座はアンガーマネジメントを
習慣化するプログラムですが、
これが言うほど簡単ではありません。
講座を行っている私が言うのも
なんなんですが10人受講して
2人が習慣化できるくらいの確立です。
この講座は3時間ですが、
講座だけで終わるとほとんどの方が
習慣化できないで終わるか
それを継続することができません。
これには理由があって、
習慣化するにはだいたい3週間かかると
一般的に言われていますが、
そもそもこの定義付けが間違いで
たいていの人が、
新たな習慣を習得する時に
自分への期待を設定します。
しかし、人はそれぞれ
期待への反応の仕方が違います。
例えば
・外からの期待も自分への期待も反応する
・外からの期待には反応するが自分の期待には反応しない
・習慣化の方法に疑問を持つが納得すれば反応する
・そもそも習慣化に抵抗し自由に反応する
大きく分けるとこの4つのタイプがあります。
詳しいことはいずれお話します。
このようなことがあるので、
私は必ず応用講座のフォローアップで
コーチングを行ない、受講者のタイプに合う
方法を見つけるのです。
そんなこともあって、
今日は速乾性のある習慣化の話
あなたは高いところは好きですか?
私はちゃんとした建物の中なら大丈夫ですが、
まわりに囲いがないとダメです。
これは動物にある、
危険なものに近づかないという
生命を維持するための生存本能。
このような本能は、
潜在意識の中で思考や行動を制限しているので、
あなたも、得体の知れない暗闇には
足を踏み入れたくないはずです。
現状から動かないのが安全!
と考えるのが普通で、脳には
変化を嫌うこんな癖があります。
自分の存在を一定に保つことで、
自己崩壊をしないように自己を維持する
「恒常性維持」
これは本能の一部だそうです。
※恒常性維持とは、病気の原因となる
ウイルスや細菌が感染したり、
癌細胞が発生し多少増殖をしても、
常に体の環境を快適で一定した状態を
維持する機構が備わり、生体環境を
正常な状態に保とうとする。
これを生体の恒常性の維持機構という。
(専門書から引用)
この恒常性維持機能は、
思考や行動に影響があります。
何をやるにしても、
大きな変化に抵抗するのは
こういった恒常性維持が影響しています。
ということなら、
セルフイメージや習慣を変えるのは
脳を騙すしかありません。
それには、
小さく小さく、少しずつ変えていく
変わっているのが脳に気付かれない程度にね。
私が何か習慣化しようとする時、
いつもこの方法で脳を騙しています。
読書をする習慣を身に付けた時は、
毎日決まった時間に切りが良いところまで読む
それが1ページだとしてもです。
どうしても気が向かない時でも
一行だけ読むとかね。
自分にタイプに適した時間と期間で
無理がなくモチベーションを保てる習慣づくり
これが習慣化プログラムです。
習慣化プログラムは
人生を左右する大切なスキル。
あなたが自分で決めたことを習慣化できないのは
自分のタイプを知らずに一般的なやり方で
行っているからかもしれませんよ。
【小さな行動】
まずあなたのタイプを上記から知り
期待に反応するには何が必要か書き出してみる
但しタイプは1つとは限りません