マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

大きく人生を変える小さな感情

2016年12月27日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:住環境習慣コンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

若い頃、
店舗デザインに携わっていた頃の話。

お客様の要望と予算を聴きながら
デザインの企画を進めていく中で、
デザインを取るか動線や機能性を取るかで
お客様が迷うことがあります。


そんな時、
決まってお客様が聴いてくることは、


「先生の経験からどちらが良いと思いますか?」


いつもこの質問には
どう答えようか悩んでいました。

実は私の経験はあまり参考になりません。

デザイナーと経営者は
経験に概念の壁があります。

だいたい、このような質問をしてくる時は、
既にお客様自身が結論を出していることが多く、
決定する勇気がほしいだけです。

若い頃は専門家ぶってアドバイスしてましたが、
結局、ガツンとやられます(笑)



コーチコンサルをやるようになってからは

お客様が迷っている時には
お客様自身の感情がどうなのかを質問します。

感情に正直に出した結論は、
お客様自身の経験や知識に基づいているので、
思い通りにいかなかったとしても次に繋がります。


椅子


そう、コーチングでクライアント様が
迷った時に行なうワークがあります。

例えば、二者択一で
どちらにするか悩んでいたとしたら、

ひとつの案を実行したと過程したら、
先でどんな問題が出てくるのか、
それにはどのような準備が必要かを
シミュレーションしてノートに書き出します。

同じことをもうひとつの案でも行ないます。

結果、どちらの案を書いている時に
スラスラとノートに書き出せたでしょうか?

ワークの後にこの質問。


問題点の予測や準備することが
スラスラと書き出せた方が
お客様の素直な感情。



あなたが迷っている際、
できるだけ五感を使って明確に具体的に
シミュレーションして書いて下さい。

自分の感情を受け入れる際にも
葛藤がありますが、五感を使って書き出すので
潜在意識が答えを出してくれます。

それには素直に従うしかありませんよ(^o^)



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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