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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

内からくるステキ

2016年9月14日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昔、店舗デザインをしてた頃の話。

私の担当が、
女性ターゲットの店舗デザインだったので
調査と称して、
女性ばかりの店に入って研究してました。

私が注目するのは、
インテリアでも商品でもありません。

女性客の動線と滞在時間です。
店での滞在時間ではなく、
どの商品のところに長く滞在しているか
を見ているのです。

こんな調査を長いことしてると、
警備員を呼ばれたこともあります(笑)

もちろん、女性の店舗に
私ひとりが入るのではありません。
必ず女性スタップと一緒にカップルのような
装いで入ります。


女性専門店舗をデザインする際、
大切なことは、デザインもさることながら
どの商品をどの高さでどの位置に置くかです。


例えば、

ブティックやアクセサリー店では
ミラーを設置する場所が
客動線のポイントになります。

姿見をどの位置で、
どの方向に向けて設置するか。

姿見の向きというのは、
あなたが姿見を見ている時、通路を歩いている
他のお客さんと目が合わない向きということです。

これ分かりますよね(^^)


ミラーの位置だけで
売上が大きく変わるって信じられますか。

死ぬほどデータを取っていたので
明らかに違うんですよ。


芽生え

ところで、

女性は鏡を見る機会が多いと思います。
メイク、服装チェック、表情チェック、食事後チェック
男性の場合は朝、髭剃りの時とか
お手洗いに行ったときの髪の乱れとか、
私はもうその心配はありませんが(笑)

人が鏡を見る時は他にもあります。

深い悲しみに打ちひしがれた時、

穴があったら入りたいくらい恥をかいた時、

悔しさで怒りが込み上げてくる時、

ウキウキワクワクしている時、

こうして書いていると、
ネガティブな感情が湧いた時に鏡を見ている
のがよく分かるでしょう。

そう、人はネガティブな感情が湧いた時に
自分の顔を見ることで、
自らの行動を見つめ直したいのです。

でも、鏡でいくら見たところで、
あなたの本当の顔は
他人しか見ることができません。

友だちなどに撮られた写真を見ると、
自分とは思えないような表情をしているのを
見たことがあるでしょう。

撮られるという意識を外した
その顔が本当のあなたの顔ですよ。

表情は、
どんなに美しい顔よりステキだし、
内面を映し出す鏡でもあります。

メイクも大切な時間ですが、
たまには鏡を見て内面磨きもしてみましょう。



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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