聞いてないヨー!―散々無茶振りをされてきてわかった自分の性格―Ⅳ(おしまい)
さて、問題は「苦手なこと」を頼まれたときどうするか、ということです。
こっちは本当に自信がありません。
きっと、露骨に困った顔をするか、逃げ回るかもなあ、と想像するのです。
ただ、こっちの方は、昔から私がどんなタイプの人間かがかなりはっきりしているので、そういったジャンルの問題を頼んでこられる方は少ないといえば少ないのですが。
それは、ま、わかり易く申し上げれば事務方に属するようなことになります。
スケジューリング(他人や組織の)とか、収支計算の資料整理とか作成とか、になります。(税理士がこんなこと言っていていいのかという意見もありますが・・・)
逆に、とっさに「挨拶を頼む。」とか「文章を書いてくれ。」とかいうご要望には何とか応えることはできます。
しかし、「コツコツとこんなことをやってくれ。」という要請にはからっきしダメな私であります。
さて、私の場合こういったところが「何かを受け入れるか否か」の別れ道になるのですが、世の中にはもっと難しい人もいると聞きます。
それは、よく「社長の機嫌の良いときに切り出さないとダメよ。」とか「機嫌の悪いときに何か頼んだりすると最悪よ。」とかよく聞くことがあるからです。
で、確かにそういう人は多いようです。
これが私には信じられません。
大の男が、腹の虫の居所次第で周りを右往左往させるなどというのは浅はか極まりないと思うのですが、結構こんな人が多いのも事実のようです。
機嫌の良し悪し、体調の良し悪しにかかわらず、すべからく周囲の人には気持ち良くいてもらいたいし、そう接するように心掛けたい、と思っています。
この辺り、まだまだ修行の足りない私ではありますが、できればそんな太い精神を持った男になりたいものでございます。
おしまい
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