TPOに合わせたメイクで印象操作
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謝罪会見で見せた小保方晴子さんのメイクの特徴
メイクで人に与える印象を操作することができます。相手にキリっとした印象を与えたいときは眉をシャープに、アイラインはリキッドでひき、意志の強さを表現します。また、優しい印象を与えたいときには、眉はやや太めに、色は少し淡いブラウンで。目元はアイラインを黒目の上部分を太めに引いて、黒目がちの丸い目元を作りチークもふんわりと。柔らかい女性らしいイメージをメイクで作ります。
芸能人や有名人は、与えたい印象を演出できるように、専属のプロが付いていることが多くあります。例えば、まだ記憶に新しい小保方晴子さんの謝罪会見のメイクは、STAP細胞成功の記者会見で見せた、ふんわりとしたピンク系の甘い印象とは違っていました。
ブラウンを中心としたナチュラルメイク。まつ毛も控えめで、ヘアースタイルはあまりトップを膨らませず落ち着いた印象でした。もし、前回と同じ、ふんわりメイクとパチパチまつ毛で記者会見をしていたら、視聴者が受ける印象はきっと違っていたでしょう。今回のメイクやファッションで、「この度の問題を厳粛に受け止めている」と感じた人は少なくないと思います。
厳粛な印象を与える場合は、メイクに色を多用しない
謝罪の際、「反省しています」「問題を真摯に受け止めております」といった印象を与えるためには、メイクに色を多用しないことがポイントです。アイメイクはブラウン系が王道。アイラインもペンシルを使うようにし、リップは少し赤みが入った程度のベージュなど、くちびるに近い色を使うナチュラルメイクが向いています。ここで大切なのは「ナチュラルメイクで、ただの薄いだけのメイクや、ノーメイクではない」ということです。「きちんと感」が必要だからです。
ちなみに、そんなときの洋服の色は、グレーがオススメ。グレーには「控えめ、おとなしい」という印象があり、ピリピリとした神経をやわらげてくれる効果があるので、謝罪に向いている色と言えます。謝罪会見などを思い起こすと、グレーのスーツ姿の人が結構多いと思います。
ハレの日には「ツヤ、透明感、赤み」がポイント
逆に「ハレの日」のメイクには、赤みやツヤ感をプラスして華やかなイメージを演出しましょう。ハイライトやアイメイクなどにパール感、リップやチークはピンク系や赤みのあるものを使い血色を良くします。リップにベージュを使うならグロスでツヤ感を。ハレの日には、元気な活気に満ちた印象を与えたいからです。
芸能人の婚約会見や新作発表などの写真を見てみると、もちろん内からにじみ出る幸福感もありますが、顔全体にツヤ感があり幸せに満ちたメイクをしています。ハレの日には「ツヤ、透明感、赤み」がポイントとなります。
メイクの方法や色の選び方で、人に与える印象は操作することができます。せっかくのメイクだから、目的に合わせて毎日のメイクを楽しんでください。
美人づくりをカラー&骨格診断で応援するプロ
長田正子さん(C・F・E ビューティーカラー)
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