消費増税を機に禁煙、秘訣は?
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消費増税で節約するなら何か体に良いことを
私が子どもの頃、消費税は存在していませんでした。1989年に消費税3%がスタートして、最初は戸惑ったものです。駄菓子屋で100円で買えていたものが、100円じゃなくなったのですから。1997年には5%に。そして今回、17年ぶりに8%へと上がりました。そうなると、給料がなかなか上がらないのが「普通」となっているご時世ですから、色々なものを「節約」するという方向になります。ある調査によると、節約対象のランキングは以下の通りです。
1位…日々の食費
2位…外食費
3位…ファッション
4位…日用雑貨
5位…レジャー費
しかし、どうせ節約するなら、何か体に良いことをしてみませんか?
喫煙者は「喜びを感じ難い」「今の快楽を重視しやすい」傾向に
喫煙は、お金がかかるうえに健康に悪いです。しかも、がんの死因として「肺がん」は全体で1位です。ちなみに、肺がんは男性で1位、女性でも2位となっています。「わかっているけど、なかなか禁煙できない」。そんな声が聞こえてきそうです。しかし、今の時代、様々な禁煙ツールが出ています。そういったツールによって、8割の人が禁煙に成功するのですが、再度「愛煙家」へのカムバックを果たす人がほとんどだといいます。
「健康に悪い煙を肺に送り込む行為」をやめられないのは、タバコを吸うことで、快楽ホルモンのドーパミンが出るからです。ドーパミンは、人間をさらにドーパミンが発生する行為に駆り立てます。結果、最近の研究では喫煙者は非喫煙者に比べて以下の傾向にあることがわかりました。
・喜びを感じ難い
・今の快楽を重視しやすい
タバコを買わないという行為を「ただの苦痛」にしないために
では、禁煙するにはどうしたら良いのでしょう? まずは心理面の行動として、タバコ・灰皿・ライターを捨て、そのことを多くの人に宣言しましょう。そして、ドーパミンという、この場合には厄介な「快楽を感じるホルモン」に立ち向かうのです。
(1)お金を使う行為で、タバコを吸うよりも楽しいことを見つける。
(2)お金を貯めて貯金を手に入れたり、消費等の行動に移すことを具体的にイメージする。
(3)タバコを買いたくなったら、そのイメージを思い浮かべて貯金箱に貯金する。
(4)どうしても吸いたくなったら「10分だけ我慢」を繰り返す。
これによって、タバコを買わないという行為が「ただの苦痛」にはなりません。さらにイメージを固めるには、コラージュ療法やアファメーションという手法によって強固になる可能性もあります。
独自手法で短期解決をもたらす心理カウンセラー
青柳雅也さん(カウンセリングルーム アンフィニ)
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