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衝動的な行動に走らせない心づくり

衝動的な行動により、日常生活に支障をきたす人が増加中

衝動的な行動に走らせない心づくり

過度なギャンブルや買い物による多額の浪費、多量服薬、物を壊す、過食等の摂食障害、自傷行為、時には人を傷つけるような暴力的行動にまで発展し、悲しい結末を招く。「感情だけではなく、行動までもコントロールできなくなってしまう」「強い思いや感情に支配されてしまう」、いわゆる衝動的な行動。これらが原因で、日常生活に支障をきたす人が、近年、増加傾向にあると言われています。

まずは身近な人にそのような兆候が見られた場合は、どのように対処をすれば良いのでしょうか?過度に、または急に相手の心に入り込み、無理に止めさせるのではなく、適度な距離を置きながらも、まずは「何が辛いのか?」「何が不安なのか?」を理解してあげようと耳を傾け、見守ることから始めることが大切だと思います(「適度な距離を保つ」とは、相手に自分を依存をさせないようにと心がけるという意味です)。また、決して見捨てないことを伝え続けることも必要です。

子育ての中で気をつけてほしい3つのこと

まず大切なことは、そのような衝動的な行動をさせない心づくりです。もちろん過疎化や匿名世界など、現代の社会環境をはじめ様々な要因があると思いますが、我が子を将来、衝動的な行動に走らせないために、家庭内では以下の点を気を付けてあげてください。

1、過干渉と放任
親が子どもに過度に干渉すれば、本人が自分で考え意思決定する心が育たず、逆に放任し過ぎれば、孤独感・孤立感が強くなり、それを将来まで引きずり、いつか自分を認めてほしいと感情が爆発する危険性を生んでしまいます。親として、子どもの意思を尊重しつつ、適度に躾(しつけ)を行いましょう。

2、結果ばかりを求める(出そうとする)癖
テストの点数・習い事の順位等、結果ばかりに焦点をあてて子どものやる気を引出そうとするのではなく、結果までに通った道のり・過程に焦点をあて、その子なりの努力を認めてあげることが子どもの承認欲求を満たし、将来への「自分なりの努力」や「上手な自己採点」を行う心を育むと考えます。

3、幼い頃より喜怒哀楽の感情を存分に体験させる
近年の子育ては「怒らない子育て」「褒めて伸ばす」という言葉が多く聞かれます。もちろん、素敵なことだと思います。しかし、その言葉を履き違え、子どもたちへ「喜・楽」の感情だけを与えていませんか?喜・楽と同じくらい、怒・哀の感情を味わうことも大切です。親や先生、友だちと存分に交流し、意見をぶつけ合い、幼い頃より理不尽な出来事への怒り、哀しさを味わい、その感情を自分でコントロールしながら明日を迎える。それを親は優しく見守る。そういった経験を通し、人は心の耐久性を養うものだと考えます。

衝動的な行動に走らない心を育てるためにも、大切な我が子の喜怒哀楽全てを「成長の糧」として見守り、強い心を養ってあげてください。

メンタルヘルスと心を育むプロ

つだつよし、さん(株式会社 ドリームプロモーション)

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