消費増税前の婚約指輪購入の裏ワザ
- カテゴリ:
- くらし
未婚男性のうち62.3%が婚約指輪の購入を検討

消費増税を前に、様々な駆け込み需要が話題となる中、あるアンケートでは、未婚男性のうち、62.3%が婚約指輪の購入を検討しているという結果がありました。草食系など、何かと押しが弱いと評されることが多い現代男性にとって、婚約への後押しになるという点では、増税も一役買うことになりそうです。しかし、単なる消費材と異なり、婚約の証として一生残るのが婚約指輪。そこで、後悔しない婚約指輪選びをしましょう。
婚約指輪は、女性にとって憧れであり、生涯の宝物です。婚約指輪の平均購入価格は31万7000円。消費税が8%になると、その差額は約9千円と確かに大きな金額ではあります。しかし、その9千円にとらわれ、一時の損得感情で彼女の気持ちを不在にしてしまうと、大きな後悔につながるかもしれません。「サプライズ派」も「一緒に選びに行く派」も、彼女が喜ぶことを最優先に考えてください。
ダイヤだけを先に購入して、デザインは後から考える
そして、購入機会が増税ぎりぎりになってしまった場合は、焦ってデザインを決定せずに、ダイヤモンドのみを購入しておくという裏技があります。
増税による負担は多少生じますが、ダイヤモンドの価格は婚約指輪でも多くのウエイトを占めるので、この方法ならデザイン(リング)代のみが消費税8%の対象となります。オーダーメイド対応店などに限られますが、時間に追われることなく、じっくりと考えることができます。
また、人生で初めて宝石店を訪れるときは、ただでさえ緊張するものです。さらに、消費増税前の購入をあおるような接客を受けてしまうと、思いもよらないジュエリーを選んでしまうこともあるかもしれません。来店前にサイトや口コミなどをしっかりと吟味して、生涯のジュエリー選びにふさわしいアドバイスをしてくれるかどうかを見極めることが満足度の高い購入につながります。
関連するその他の記事
終活―――生前整理をする時に気をつけるべきこと
外出が躊躇われる状況になって以来、身の回りのモノの片付けに手をつける方が多くなっています。家に居る時間が増え、思いがけず溜まった服や趣味のコレクションなどに向き合うよい機会となったようです。そこで、終活の一環として身の回りを整理する時の注意点を四つご紹介いたします。
ファクトチェックの考え方とは?氾濫する情報の中に埋もれる現代人は、何を判断材料にすればいい?
情報の海の中から正しいものだけを読み取り、思い込みによる誤った判断を回避するために、日頃から私たちは何を心掛けるべきでしょうか。研究開発プロデューサーの中喜隆さんに聞きました。
SDGsにもつながる「サーキュラー・エコノミー」とは? 中小企業の取り組み事例からビジネスチャンスを知る
今、期待されているサーキュラー・エコノミーの考え方とはどのようなものなのでしょうか。国内の取り組み事例をはじめ、今後の展望と課題について、中小企業診断士の岡本洋平さんに聞きました。
創業90年3代目ハンコ屋が『脱ハンコ騒動』から観る時代の転換点
本記事では、創業90年のハンコ屋店主による、コロナ禍で進むデジタル化での『脱ハンコ騒動』について詳しく記載されています。