TDRの年間パスは3月中が得!消費増税の家計防衛策
- カテゴリ:
- お金・保険
TDR 、3月中に購入すれば4月以降の日程でも消費税5%に
2013年4月1日より、消費税が5%から8%に引き上げられることが決定しました。購入意思を示した場でモノやサービスの提供を受ける場合、4月1日以降の消費税はすべて8%となります。給与がなかなか上がらない中での増税で、家計は厳しくなる一方ですが、防衛策として、必要な商品の購入は消費税5%のうちに済ませておきましょう。
例えば、東京ディズニーリゾートの年間パスポートやマルチデーパスポート。遊園地などの入場料は、4月以降の日程であっても3月中に購入すれば5%の消費税が適用されるため、先の日程を予約してチケットを手配した方がお得です。高額のため、3%の差は侮れません。演劇や映画、スポーツなども同様です。
自動車や通学定期券の購入、旅行の手配は3月中に
他にも、人気のある自動車は納車まで時間がかかることがあるため、年内に申し込みをしたとしても、納車が4月1日以降になると消費税は8%に。300万円の車の場合、5%時と8%時で9万円もの差が生まれます。車の購入を考えている人は、今から行動する方が無難です。
また、ゴールデンウィークの旅行も早めに決めましょう。飛行機代などが4月から値上がりするため、3月中に申し込みをした方が安く済みます。そして、意外なところでは定期券。あまり意識されてはいませんが、電車賃やバスの運賃にも消費税がかかっているため、4月からはアップします。そのため、学生の定期券は新学期が始まる前の3月中に購入した方がお得なのです。
しかし、現実的にはすべての買い物を3月中に済ませることはできません。これから冬のボーナスを含めた資金計画をしっかりと立て、上手に増税対策をすることをオススメします。
年金・資産運用に強い独立系ファイナンシャルプランナー
山中伸枝さん(株式会社アセット・アドバンテージ)
関連するその他の記事
定年退職・早期退職前後にやりたいお金の計画
枝川陽子さん
マネードクターとして「資産」を育てる所得確保のプロ
住宅ローン選択のポイント!変動金利と固定金利どちらがおすすめ?
枝川陽子さん
マネードクターとして「資産」を育てる所得確保のプロ
副業はいくらから確定申告が必要? 在宅副業で認められる経費、フリマアプリの収入は?
熊谷亘泰さん
公認会計士・税理士の資格を持つ経営コンサルティングのプロ
住宅ローン控除が延長、特例措置のポイントと2021年の住宅購入で気を付けたいこと
佐藤陽さん
家づくり資金コンシェルジュ