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医療施設や老人ホームに癒しをもたらすアートフラワーの魅力

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お見舞いにアートフラワーが増加傾向に

お見舞いには生花の花束を・・というのが、今までの風習でしたが、最近はアレルギーや水やりなどの手入れの問題もあり、病院内に常設されていた花店も撤退するケースが増えているそうです。

代わりに、アートフラワーやプリザーブドフラワーなどのアレンジメントをお見舞い花にするケースが増えてきているようです。実際、私の運営するフラワーアレンジメント教室でもそのようなニーズをよく頂きます。

アートフラワーの魅力とは

プリザーブドフラワーは生花を特殊な溶液で染めたもので、自然界にない色の花もあり、2、3年は楽しむことができます。アートフラワーは、その素材は様々で、工業的に制作された造花ですが、近年は“アーティフィシャルフラワー”と呼ばれるほど、まるで生花のようなテイスト、風合い、季節を選ばず、好みの花を楽しめるということで人気急上昇!触れてみても“これ生花ですか?”と展示会でお客様にご質問を受けたこともあるほど“リアル”で高品質です。

何よりも、水やりなどのお手入れの必要がないこと、花粉アレルギーを心配することもないので、病院を退院され、ご自宅に持ち帰られてそのまま飾ることができるのが利点です。

“母の日に老人ホームに大量の生花のカーネーションが届き、ご入居者様はもちろん喜ばれるのだけど、水やりをしなければならないスタッフは正直、その手間をかける時間もなくせっかくの花を捨てるわけにもいかず、困った”という話を耳にしたことがあります。

そんな時、アーティフィシャルフラワーのアレンジメント、ギフトボックスと呼ばれる、箱に花を詰め込む人気のアレンジメント、特殊なオイルが入ったガラス瓶に花をアレンジするハーバリウムなどは、場所もとることなく、お手入れいらずで、しかもご入居者様も花を長く楽しんでいただけます。

医療施設、老人ホームなどの玄関先にアーティフィシャルフラワーで季節の花をディスプレーするのも、その場を訪れる皆様、ご入居者様の心を癒すものになるのではないでしょうか?

花のある暮らしは人の心を豊かにしてくれる

花は、日々の暮らしの中で必要不可欠なものではありません。それでも、“花のある暮らし”は、人の心を豊かにしてくれます。飾ってあるフラワーアレンジメントや季節の花を見て“綺麗な花ね”ということから楽しい会話も始まります。

医院の待合室にアーティフィシャルフラワーのアレンジメントを数点納品した際、飾ってあるアレンジメントをご覧になったある女性患者様が、“まあ!綺麗な花ね!なんという名前の花なのかしら?!”と受付の女性スタッフの皆様と談笑されている姿を実際拝見したこともあります。

緊張したり、ともすれば暗い気持ちになりがちな、医療施設や、老人ホーム、介護施設などで、皆様の会話のきっかけになったり、笑顔をもたらすことができるのが、“花”。

お手入れの必要がないアーティフィシャルフラワーの花が、その役割を果たせる場がこれからは益々増えていく、増えていってほしいと願っております。

花のある心豊かな暮らしを提案するフラワーデザイナー

澤地由香里さん(Deco R Yokohama)

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