ストップ！リンス、コンディショナー、トリートメントの違いを知らずに使うのはやめましょう

2018-01-17

カテゴリ：: 美容・健康

知っているようで知らないリンス、コンディショナー、トリートメントの違い

突然ですが、最初に1つ質問させてください･･･。あなたはリンス、コンディショナー、トリートメントの違いを知っていますか？きちんと説明できますか？

もし、あなたの答えがYESなら、このコラムは必要ありません。あなたはすでに理想の髪質を手に入れているはずだからです。そんなあなたは、このページを読むのをやめて、今すぐその違いを友人に教えてあげてください。でも、もしあなたが･･･

☑トリートメントをしても髪の毛がパサパサしてしまっているのなら･･･
☑自己流のやり方でコンディショナーを使っているのなら･･･
☑そもそもリンス、コンディショナー、トリートメントの違いを分かっていないのなら･･･

3分だけ時間をとってこの続きを読んでみてください。なぜなら、あなたはある間違った認識や、使い方をしている可能性があるからです。それは･･･リンス、コンディショナー、トリートメントをすれば傷んだ髪も理想の髪質へ変えられるということです。

実際私たちは、昔からこの認識を持ってきました。きっとあなたも、「髪がゴワゴワするからリンスを使おう」、「髪を染めたから今日はトリートメントを長めに塗布しておこう」という経験があるのではないでしょうか？そして、それを信じてきたのではないでしょうか？しかし･･･これはとても危険な勘違いです。

なぜなら、リンス、コンディショナー、トリートメントの違いを知って、正しい使い方をしなければ、理想の髪質を手に入れるのは難しいということです。

きっとこのコラムを読んでくれているあなたは、傷んだ髪に納得がいかず、美しい髪を手に入れようと努力されてきたことでしょう。例えば･･･

☑大好きな芸能人がCMをしているリンスを使ってみる
☑ネットや雑誌で評判のコンディショナーを使ってみる
☑店で1番高いトリートメントを使ってみる

さらには、

☑リンスを髪に塗布してから、長い時間を置いてみる
☑コンディショナーの量を増やしてみる
☑トリートメントの効果が流れてしまわないように、すすぎを少なくしてみる

といったことです。こういった工夫をされている方は、多いのではないでしょうか。しかし、なぜあなたは理想の髪質を手に入れることができないのか？

残念ながらリンス、コンディショナー、トリートメントにはそれぞれ特徴があり、髪質によって使い分けなければならないのです。その特徴がこちらです。

リンス、コンディショナー、トリートメントは髪質によって使い分ける！

【リンス、コンディショナー】

髪の表面に油分の皮膜をし、なめらかにする
水分の蒸発を防ぎ、艶を出す
髪のキシミやゴワつきを抑える

【トリートメント】

髪の内部に成分を浸透させ、髪の状態を整える
髪の傷みをケア、補修する
髪質をコントロールする

つまりリンス、コンディショナーはゴワつく髪、艶のない髪、キシむ髪に使ってほしい一方、トリートメントは枝毛、切れ毛があって酷く髪が傷んでしまっている髪に使ってほしいものとなります。ちなみに、リンスとコンディショナーは同じものと考えていただいて結構です。なお、各メーカーの認識は下記の通りとなっています。それぞれの定義は、メーカー間で統一されているわけではありません。

花王

花王公式サイト参照
http://www.kao.com/jp/qa_cate/shampoo_02_02.html
リンスとコンディショナーは同じ。
トリートメントはリンス・コンディショナーの機能を併せ持つタイプがほとんど。

LION

LION公式サイト参照
http://www.lion.co.jp/ja/support/faq/product/254
リンスとコンディショナーは同じ。

ユニリーバ

ユニリーバ公式サイト参照
http://www2.unilever.co.jp/cib/seihin_qa/hair1_4.html
コンディショナー、トリートメントは効果や使用するタイミングに大きな違いはなし。

リンス、コンディショナー、トリートメントは使う手順も重要

ただ単に、髪に塗りたくればいいというものではありません。効果的に使うにはこんな方法があります。

1、シャンプー後、軽く水気を切る
2、リンス、コンディショナー、トリートメントを髪の毛だけに塗布（頭皮につけてはいけません）
3、髪の毛全体に塗布できたら、軽く引っ張る（必ず頭頂部から毛先に向かっ引っ張る）
4、洗面器にお湯を張り、その中で髪をすすぐ。いきなりシャワーで流さない
5、最後はシャワーでしっかり流します。

少し面倒かもしれませんが、今お使いのリンス、コンディショナー、トリートメント替えることなく、無料で今日からできる使い方となっておりますので、是非お試しいただければと思います。

なお、本当に傷んでしまった髪にはコンディショナーとトリートメントの両方を使うのも有効です。ただその場合は必ずトリートメント→コンディショナーの順番で使ってあげてくださいね。