もうすぐ年末！輸入壁紙でプチリフォームしてみませんか？

2017-12-16

カテゴリ：: くらし
キーワード：: DIY

大掃除は模様替えのチャンス。輸入壁紙を使えばプチリフォームも！

毎年12月に入ると「壁紙を貼り替えたい。」とのご相談が増えます。「どうして？」と私も最初は不思議でしたが、工事にお伺いするとその理由がすぐに解りました。

壁紙を貼り替える時には家具移動が必要。その際に、普段なかなか掃除ができない家具・冷蔵庫裏やコンセント・照明器具なども簡単に掃除できます。その上、壁紙も綺麗になり「一石二鳥」というわけです。

家具やソファのレイアウトも簡単に変更できますから、年末の大掃除のタイミングは、リフォームや模様替えにぴったりですね。

お部屋の雰囲気を変える効果的なアイテムとして、お勧めなのが「輸入壁紙」。発色や柄に優れた輸入壁紙は、絵や花を飾るように楽しむことができ、壁１面だけをアクセント壁として貼り替えるだけでもお気に入りの寛ぎ空間ができあがります。

壁紙はどうやって選んだらいいの？答えは…

壁紙選びのコツを一言でいいますと「直感」です。

なぜか集めてしまう小物や居心地のいい場所など、人の好みは十人十色。「伝統的なダマスク柄や幾何学模様が好き！」「英国のウィリアム・モリスの柄がいいわ。」「モダンな柄が落ち着きます。」と自分の中で好みが決まっている方もいらっしゃいますが、迷われる方がほとんど。

そんな時は沢山ある見本帳から最初に「ピン！」とくるデザイン・色を見つけていただきます。その直感がアクセント壁には最適なのです。

お客様の中には、もっとピンとくるものは無いかと半年探し続けられた方もいらっしゃいます。しかし最終的に選ばれたのは最初の「ピン！」でした。悩まれたときはこの「ピン！」を探してみてください。

そして、家庭円満の秘訣を一つ。

LDKの壁紙を決める場合は、奥様のご意見を優先してはいかがでしょうか。ご主人様が決められることもありますが、休日以外はリビング・ダイニングは奥様のスペースです。お気に入りの壁紙が目に入るだけで、自然と明るい気分に変えてくれます。仕事から疲れて帰ってきた時、奥様がご機嫌だと嬉しいですよね。

また、特に小さなお子様がいらっしゃる場合の注意点がございます。DIYブームもあり、たくさんの輸入壁紙が簡単にネットで買える昨今。便利ではあるものの、安価なものには国の定めるホルムアルデヒド検査や防炎の認定を受けていない物もあります。必ず確認してからお求めください。

壁紙を張り替えるにはどうしたらいいの？いくらくらいするの？

壁紙選びの次は施工です。

実は、自分たちで壁紙を貼りたいと思われている方にも輸入壁紙はお勧めです。それは壁紙の幅と柄合わせにあります。輸入壁紙は国産クロスと違い、幅は人の肩幅に近い52～53㎝、ミミが無いので柄合わせが簡単なんです。一般の方でも貼りやすいフリース（不織布）素材の物もございますので是非お試しください。「初めてなんだから失敗しても大丈夫！」DIYは思い出づくりです。

また、職人に依頼する場合は、輸入壁紙を貼れる職人と経験がない職人がいますのでご注意を。

前者の中でも経験豊富な職人は、壁の大きさから柄が１番美しく見えるように「割りつけ」して貼ります。特に動物柄などは、とても気を使いますが、仕上がりをご覧いただくとプロに任せて良かったと思われることでしょう。

後者の場合、「輸入壁紙なんかやめた方がいい」「湿気に弱い」「柄が合いにくいので仕上がりが汚い」など、デメリットを話されお客様をあきらめさせる場合もあるようです。今までこのようなご相談を何件いただいたことかわかりません。せっかく気に入った壁紙を見つけたのに、諦めたり妥協するしかないなんてがっかりしてしまいますよね。

実際、輸入壁紙はたしかに国産クロスを貼るより手間（作業）はかかります。なので「未経験のものを勧めて、クレームになったらどうしよう」との考えからそうなるのかもしれません。ただ、そもそも海外ではDIYにも使われているもの。きちんと施工すれば、お気に入りの壁紙を使うことは可能です。

専門家選びのコツは、お客様の立場で思いを形にしようと努力してくれる方であるか。工事を頼まれる前に、少し時間をかけてお話してください。そしてこの人なら任せても大丈夫と思える専門家を見つけましょう。決して金額や会社の規模で選ばず、「人」で選ばれることをお勧めいたします。

ちなみに職人に頼む時の予算の目安としては、弊社の場合で、6帖洋室で壁１面を輸入壁紙、残り3面と天井を国産クロスにしたとして、壁紙代と施工代を合わせて95,000円（税込）くらいになります。