耐えられない頭痛 突然の痛みにも効果的な対処法や予防法とは?
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頭痛の中には今すぐ専門の医療機関に受診が必要なものも
一言で頭痛といっても症状などによりいくつかの種類がありますが、いままで経験したことのない頭痛は、くも膜下出血という命を脅かす疾患の症状のことがありますので、そのような頭痛は専門の医療機関にすぐに受診することをお勧めします。
一方、器質的な原因がなく片頭痛と診断されたかたは薬を飲む以外にも対処法や予防がありますので以下にまとめてみました。
頭痛が起こる前の予兆を知り回避行動をとる
片頭痛患者さんの多くは頭痛がおこる2日前から30分前にあくびが出たり憂うつな気分になったり、肩や首の凝りを自覚したりします。他に食後なのに空腹感を感じたり、音や光や臭いに過敏になることがあります。これらの症状にもし気づけば早く睡眠をとったり、日中であれば仮眠したりすることによって頭痛発作を起こさないようにすることができます。
そして頭痛を誘発するような音刺激や光刺激や臭い刺激などを極力さけてください。飲酒などもアルコールによる血管拡張作用がありますので避けることが勧められます。また片頭痛は血管拡張と伴い酷くなりますので体を温めないようにして入浴などは避けることでしょう。一般的にできるだけ安静にして少しでも血管拡張を抑える工夫が必要となります。
頭痛が起こり始めたらできるだけ早期に対応を
予兆期の対応がそのまま頭痛期の対応になりますが、血管拡張が盛んに起こり始めていますので血管収縮にはさらに積極的になります。つまり入浴を避けて少しぬるま湯か頭を冷やすようにシャワーを浴びる、カフェイン入りの飲料水や食べ物をとる(カフェインが血管収縮作用を持っています)、両こめかみをアイスノンなどで冷やすなどです。
両こめかみには浅側頭動脈といって指で触るとどくんどくんと触れる場合がある比較的大きな動脈が流れています。その動脈を冷やしたり両手で押さえたりして血管収縮させたり血流遮断させることで頭痛は軽減されるといわれています。
予防法
頭痛にならないための予防法ですが、規則正しい生活とストレスを減らすこと、そして毎日有酸素運動を30分行うことです。規則正しい生活とは睡眠時間を一定にすること(個人差がありますが7時間が一般的には一番よい)、ストレスは平日も休みの日も同じくらいに(つまり平日は頑張り過ぎないで休みの日はだらだらしない)。
片頭痛は体の調子の急激な変化で誘発されると言われています。日々可能なかぎり同じ生活をすることが大切で、有酸素運動も毎日同じ時間行うことです。平日に睡眠時間を削りストレスまみれで仕事をして、週末に一気に休み寝過ぎると頭痛がおこりやすくなります。
食事でも赤ワイン・ハム・ソーセージ・ナッツなどは片頭痛を誘発すると言われております。ただこれは個人差がありますので、その食事などで誘発すると思ったときから避けてみるのでよいと思います(でないとフランス料理・イタリア料理は食べれませんね)。
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