ちょっといい言葉 ③ 光浦靖子さんの言葉「直そう、直そうと思っていても直せないもの、それが個性」
オードリー・ヘップバーンさん、皆さんご存知ですよね?といっても私もかつての映画でしかお会いしたことはありませんが、あの美貌!!いつみてもうっとりしていしまいます。美貌に加えて、彼女はいくつもの素敵な言葉を残してくれています。
まずはその写真から。
そして彼女はこんな素敵な言葉を残してくれています。「わたしにとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと。自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです」
「外見が美しい人」というのは、女性にとって、勿論男性にとっても憧れの対象ですね。例えばテレビや映画に出てくる女優さんやイケメン俳優さんなどは憧れの的となります。確かにそういう面では得をしているのですが、しかし色々と考えてみると必ずしも良いことばかりではないようです。
今でも美しい女優さんに吉永小百合さんがいらっしゃいます。若い頃は今以上に(?)若さと魅力にあふれていて多くの男性を魅了したということです。今でもタモリさんなんか吉永さんの大ファンであることを自認されていますね。作家の遠藤周作さんもその「サユリスト(サユリさんのファン)」の中のお一人だったそうで、その時の文章に「小百合さんがトイレに行くなんて想像もできない」というような言葉がありました。
このことばに限らず、周囲から「美しい」とか「清純な」などのイメージを持たれてしまうと、特に女優さんやアイドルさんはそのファンの期待を裏切るわけにはいかなくなります。すると「ありのままの自分」とは別の「ファンから期待されるイメージ」が一人歩きをしてしまいます。これはつらいのではないでしょうか。
下手にトイレに行くところを見られてはイメージダウンするとか、あくびやハナクソをほじくることもできなくなる。勿論いつも笑顔でいなければならず、怒ったり嫌な顔をファンに見せるわけにはいかなくなる。多くのタレントさんに共通する悩みでしょうね。そういう生活を長く続けていると、「本当の自分」がどこにあるのかも分からなくなってしまう。常に「人から見られている自分」出しかいられなくなります。美人やイケメンの辛いところでしょう。ヘプバーンさんもたぶん同様の悩みを持たれていたのではないでしょうか。
「ありのままの自分」でいて、だれも特別にも注目されるわけでもない気楽さ、というのも捨てたものではないでしょうね。そして世の中に一人、自分に注目してくれるファンがいてくれれば、それで十分かもしれない、とも思えてきます。それが、彼氏・彼女・奥さん・ご主人、あるいは子どもさんのような身近な方であれば、それだけであなたは世界一の大スターなのです。
◇◆◇ こんな素敵な言葉も ◇◆◇
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