ちょっといい言葉 ③ 光浦靖子さんの言葉「直そう、直そうと思っていても直せないもの、それが個性」
「人間の困ったところは、何がしたいのか分からないことだ。」
これ、言えてますね。アメリカの心理学者マリリン・ファーガソンさんの名言。
小さいい頃は、「何をしたいか、したくないか」がはっきりしていますね。何よりその基準は「快・不快」あるいは「愉快・不愉快」でしょうから、そこに理由はありません。ただ大人になるにつれ、自分の「快・不快」「愉快・不愉快」よりも「必要・不必要」とか「意味・目的・結果」なんてことに目を奪われるようになってしまいます。
ある時、私の知りたいがあることで決断を下さざるを得ない状況に追い込まれた時がありました。その行動をすれば結果はあまり良くないであろうと予想されました。しかしやらなければ、自分がきっと後悔するだろうことも予想されたのです。かなり個人的なことだったので具体的に言えないのですが、その方はその決断を下した理由を後から話してくれましたが、それは「その行動を『本当にやりたいか、やりたくないか』、自分自身に聞いてみた結果です」と答えてくれたのです。
客観的な評価や結果や意味を考えたら無謀だったのかもしれませんが、自分のこころに聞いてみて「本当の自分が望んでいること」を行動に移す勇気には感動したものです。
ところが多くの人の問題は「自分がしたいことは何か」自体がわからないことでしょうね。例えば急に今「あなたが今一番したいことは？」と聞かれると困ってしまいます。「しなければならないこと」はすぐに頭に浮かぶのだけれど「したいこと」と言われると「はて、なんだろう？」と考えてしまいます。
そんな自分を見ていると「私は本当に自分自身を感じているのだろうか？」と思わされます。大人になればどうしても「したくてもできないこと」や「したくなくてもしなければならない」ことが増えてくるので仕方がないのでしょうけど、ちょっと寂しいですね。
◇◆◇ ちょっといい言葉 ◇◆◇
ちょっといい言葉＜156＞ 「思いは花であり、言葉は芽であるが・・・」
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ちょっといい言葉＜156＞ひとつの手は、自分自身を助けるために、もうひとつの手は・・・・
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ちょっといい言葉＜155＞ 所ジョージさん「毎日何でこんなにつまんねぇんだって自問自答したら・・
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ちょっといい言葉＜153＞ 「あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない」
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