「物語」は明日を生きる力を産み出す
最近読んだ漫画の中でとても印象に残った作品がこれでした。
表紙絵を見ればわかるでしょうが、主人公は視覚障害者の男性「一太郎」です。彼は白杖を突きながら、街を移動している時に生活に疲れてプンプン荒れている少女「ちはやちゃん」に出会いました。出会ったといってもエスカレーターで追い抜かれ際に持っていた命綱の白杖を足にひっかけられ落とされたのですが、そこから二人の出会いが始まります。
出会いといってもロマンチックなものではありません。視覚障害者に初めてであったちはやちゃんは、彼のことが気にはなるけれどもどう接して良いか、わかりません。しかし一太郎の方はというと、これがまた、「盲目の人たらし」といわれるほど相手の心を開いてほぐしてくれるのです。視覚障害の方がマッサージ師になられることがありますが、一太郎は心をマッサージしてほぐしてくれるのです。
その二人だけでなく、地域のさまざまな年代や立場の人を巻き込みながら、展開するストーリーは読んでいくうちに私の心もホッコリとほぐされていくことに気が付きました。こういう登場人物を描かれる作者さそうあきらさんは、どういう方なのだろう、と興味を持ちました。
興味があればぜひ一度お読みください。
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