ちょっといい言葉＜105＞「人生は退屈すれば長く、充実すれば短い」

「人生は退屈すれば長く、充実すれば短い」
ドイツの詩人で戯曲家のシラーさんのことば。
シラーさんはこんな人。

ううむ、確かにその通り。
自分の人生を振り返ってみれば
子どもの頃は、何も考えなくても見るもの、出会うものがすべて輝いていて、退屈なんてすることはなかった。
思春期は、それこそ自分との出会い、これも退屈なんてさせてくれなかった怒涛の時期。
２０代に入り青年期は、自分が初めて見つけた世界に無我夢中で取り組んだし、なんでもできそうな気がして、実際に行動してきたなぁ。これまた退屈なんてすることは、これっぽっちもなかったなぁ。

さて無事何とか就職し、結婚し、子どもが生まれ一緒に育ってきた。
これも今から思い出せば、もう２度とは体験できない貴重な宝物のような時間だった。退屈なんてさせてもらえなかった。
そして中年期に入り、仕事も私生活もそれなりに安定し、落ち着いてきた。
昔ほどの勢いはなくなったけれど、それでも結構、満足した日々だった。

さて、この年になった今。
これからの人生をどう生きるか。
退屈して生きても、夢中になって生きても、同じ時間だ。

せっかくなら、何かに夢中になって過ごしたい。
さて、何をしようか？

あなたは？