Mybestpro Members

岸井謙児プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

「いかに解決するか」ではなく「いかに共存するか」

岸井謙児

岸井謙児

テーマ:ちょっと気になるあれやこれ

人生のさまざまな問題やトラブルとであった時に私たちは何とか、その問題を解決しようと努力します。
もちろん、努力することで解決できる問題は沢山ありますし、「努力すること」の大切さを忘れてはならないでしょう。

しかしこと「生きる」と言う点においては、なかなか簡単に割り切ったり、解決できないことが多いものです。
例えば、「うつ」に陥って何をする気力も出てこない時、「気分を切り替えて」前向きになれば良いことは百もわかっています。
しかしそれができないから困っているわけです。

そんな時、「どうすれば解決できるか」ではなく、今の苦しみと「いかに共存」していくか、を考えましょう。
「何とかしたい」と言う気持ちが、あまりに強いと、「今すぐ何ともならない」現実に対して一気に「絶望」してしまいかねません。

苦しい時はどうしても、「100か、0か」の考え方になってしまいますが、
生きるということは、「49対51」あたりの瀬戸際を一歩一歩歩いていくということではないでしょうか。

最近そんなことを考えています。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

岸井謙児
専門家

岸井謙児(臨床心理士)

カウンセリング・オフィス岸井

カウンセリング暦35年。子供から大人まで、うつ・対人関係の悩み・発達障害・不適応・ひきこもりに関わる問題に丁寧に、かつ誠実に対応します。また全国から電話・スカイプなどでも相談を多数受け付けています。

岸井謙児プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

カウンセリング歴35年、経験と信頼のカウンセリングのプロ

岸井謙児プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼