ちょっといい言葉 ⑬ リンカーンの名言 「あなたが転んでしまったことに関心はない・・・・」
唐沢寿明さん。
「白い巨頭」や「ルーズベルト・ゲーム」で迫力のあるまなざしを光らせていますね。
彼の自叙伝「ふたり」を読むと、16歳で母親から「家を出ていけ」と言われて、そのまま家出。高校も中退。
アクション俳優の養成所もクビ。こういう痩せこけた野良犬のような生き方が、今の彼のギラギラ光るまなざしを作ってくれたのですね。
どこにも居場所を見つけられず、孤独の中にさまよっていた殻が支えにしていたのは、「役者になる」という夢でした。
「ずっとずっと『ひとり』だった。
学校から抜け出し、家や養成所からは追い出された。
食べるためにもぐりこんだバイト先にもなじまなかった。
居場所がなかった。
それでも一つだけわかっていたことがある。
役者になりたかった。」
夢が人を支えてくれる。
ギラギラした言葉です。