【動画】おやすみ前に体スッキリ!「15分で出来るミニストレッチ」
こんにちは、姿勢トレーナーの八巻です。
前回からの記事に続けて、
インナーマッスル・体幹のトレーニング法を今回はご紹介します。
前回記事はこちらからどうぞ。
お腹の”伸ばし筋肉”を鍛えよう!
姿勢を良くする腹筋エクササイズの方法
インナーマッスルの効果的な鍛え方とは?
背骨を動かして、インナーマッスルを鍛えよう!
今回はどんな動作になるかというと、
背骨を左右にたわませての動作です。
最近の記事では、
体の前や後を伸ばす事によって体を反対方向に動かす
という発想でエクササイズをやっていきました。
体を曲げる時は曲げる方向と反対側を引き伸ばしていくという考え方で、
背筋をするときは前側、腹筋をするときは後側を伸ばして体を動かします。
片方がストレッチされれば、反対側は必然的に収縮します。
このやり方でやると、背骨をきちんと動かす事が出来ます。
(背骨をきちんと動かすとはどういう事かの説明は、次回します)
背骨を正しくきちんと動かすと、
背骨まわりには多くのインナーマッスルと呼ばれる筋肉がついていますから、
それらを動かせるのはもちろん、
文字通りの「骨格」を動かせば、皮膚に近い大きな筋肉もしっかり動かせます。
きちんと体を骨から動かせば、インナーがどうとかアウターがどうとか、
もっと言えば筋膜がどうとか、関係無いんですね。
その辺をひっくるめてちゃんと体は整っていきます。
肩・背骨のインナーマッスルエクササイズ
では、今回は背骨を左右にたわませて体を左右に曲げるエクササイズです。
サイドベント
仰向けの状態で、頭の後に手を回します。
(やる前に伸びをしておくといいです)
(肩腕がキツい場合は、腕は体の横でもOKです)
頭を右または左に移動します。
この時に、頭は上へ起こしません。
水平移動をするように動かします。
最初頭を置いてある位置から、頭を置く位置を右or左に換えるという感じです。
そうすると、みぞおちのあたりを基点に体が曲がっていきます。
背骨もこれで左右に大きく曲げ伸ばしされ、
あばら骨の骨と骨の間も伸び縮みされるので、
肩まわりの筋肉がほぐれます。
続いてはこちらです。
先ほどは頭を動かして背骨を左右にたわませたのですが、
今度動かすのは、あばら骨です。
リブケイジ・アイソレーション
ダンスをやる人は必ず使う動きですよね。
これは背骨の胸椎部分を独立して動かすためのエクササイズです。
この部分は本当に皆さん固まってしまっているんです・・
出来る範囲で動かしてみましょう。
先ほどと同じく、仰向けです。
そこから先ほどは頭を左右に移動させましたが、
今度はあばら骨を左右に移動させます。
最初にあばら骨が置いてあるところから、
あばら骨を右or左に置く場所を移動するような感じです。
上手く移動出来ると、体はこんな形になります。
頭は今度はあまり移動していませんが、
その分胸が移動して背骨がたわんでますよね。
肩まわりの不具合は、
胸椎・胸郭まわりの筋肉が硬くなるから起こる。
という訳で今回は、背骨を左右にたわませるエクササイズを行いました。
このエクササイズをやると、胸まわりの筋肉が大きく動かされます。
そもそも論として、肩まわりが凝ったり肩が上がらなくなったりするのは、
胸椎(胸の高さにある背骨)と胸郭というあばら骨のカゴあたりが動いていなくて、
周辺の筋肉や関節が硬くなってしまうからなのだと私は考えています。
実際にこの周辺の筋肉をほぐしたりこうやって動かしたりすると、
それだけで腕が上がりやすくなります。
また、動かす事でほぐれるので肩まわりのコリもほぐれるから楽になるのですね。
肩まわりの不具合は、
今日動かしてもらった部位の動きの善し悪しが大きく影響していると思います。
少しずつでもやっていけば、だんだん感じがつかめてくると思いますので、
前回までのものも含めてやってみてください。