シニアの方に行うべきエクササイズ
こんにちは。
今日もお家で出来る、姿勢改善エクササイズを始めましょう。
前回は姿勢を整え、
背骨を1つ1つ動かすエクササイズをご紹介しました。
重力に押されると背骨は本来のS字カーブが崩れたり、
左右どちらかに側湾したりしてゆがみます。
これが不良姿勢という事になるのですが、
それを引き上げて戻すのが前回の「伸び」です。
そして、背骨は24個の椎骨が積み上がって出来ています。
その骨同志はそれぞれ関節になっていて、
そのおかげで前後左右に動き、回るようになっています。
しかし、その関節が一部動きづらくなっている人が
非常に多く、それが姿勢の崩れや動作の不具合を生んでいます。
その動作の内の「前屈み→戻す」エクササイズが
前回のエクササイズでした。
背骨に欠かせない2つめの機能「回旋」エクササイズ
今回はその他の背骨の大事な機能
「回旋」のエクササイズを行います。
体を右左に向ける際に欠かせない機能です。
さっそくやってみましょう。
真っ直ぐ立った姿勢から腕を横へ開きます。
①
上半身(胸のあたり)を右・左へ向けます。
腕と胸の位置関係は①の時と変えないように体の向きを変えます。
②
※脚・膝の向きは前を向いたままです。内側に向かないように上半身だけ回します。
右に回したら、左手を右足にタッチしにいくように体を屈めていきます。
起こして今度は左に回して、右手を左手にタッチしにいきます。
③
これを繰り返します。
では、これに呼吸をつけていきます。
①の姿勢で、息を吸います。
②で回して、③で屈むところまで、
大きく息を吐いていきます。
息を吸いながら、①へ戻ります。
吐きながら逆へ行きます。
これを右左3セット行います
最後戻ったら息を吐いて、腕を体の横に降ろします。
お尻やもも裏などが硬い場合は屈める範囲で結構です。
腰が痛い時は無理しないようにしましょう。
この動作も、力まないように行いましょう。