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肩の力を抜くにはどうすればいい? ~バレエ愛好者のお悩み③~

八巻稔秀

八巻稔秀

テーマ:バレエ・ダンス上達のための、姿勢改善法

こんにちは。

今週は、姿勢改善トレーニングを大人のバレエ上達に生かす例をご紹介です。
なかなか思うように上達しないというお悩みを改善するヒントになれば幸いです。


今回は、「肩・カラダの力が抜けないのだけど、どうすればいい?」
という、これもよく聞かれるお悩みについてです。


肩・体の力が抜けない原因は?



「もっと力を抜きなさい!」

そうバレエのレッスンで先生に言われても、
どうやって抜けばいいのかわからない・・

そうお悩みの方は多いと思います。

40代、50代と体がだんだん硬くなってきますので、
筋肉も緊張しがちで、それが脱力出来ない要因です。
硬くて動きづらいところを動かそうとするので、どうしても力を入れてしまいます。

前回のコラム
肩を下げるにはというお話をしましたが、
姿勢が悪く肩の位置が悪いと
それだけで筋肉が緊張してしまいます。


反り腰になって骨盤の位置が悪くても
体の力は抜けにくくなります。
反り腰になると股関節が内旋しロックしてしまい
股関節の外旋(アンデオール)が出来ません。
(アンデオールについては次回お話します)


頑張って体を動かそうとしない!



体を動かす中で、最低限必要な力というのがあります。
おそらく、バレエであれば立つ・歩くとそれほど変わらない力で
ある程度の動きは出来るのではないでしょうか?


バレエやダンスの動作改善でお越しになられている方の
トレーニングをしていると感じる事が多いのが
「立ったり動いたりする際必要以上に力を使いすぎている」
という点です。


上述した「姿勢の崩れによる筋肉の緊張」で
体が動きづらい事も影響としてあると思いますが、
結構真面目に頑張っている方ほど、
体に力みが見られて自由に体が動かせなくなっているように感じます。


そこで私が最小限の力でやるようにお伝えすると、
「こんなもんでいいんですか?」とびっくりされます。
でも、その方が腕も伸びるし、脚も動くし、
何より体が伸びますね!


何か感覚的に力が抜けて立っていると
デレっとして姿勢が悪いように感じそうですが、
筋肉が緩んでいても、骨格さえ整っていれば、
キレイに見えます。


筋肉を意識して動かない方が、力は抜ける


体の動かす時の意識として、筋肉を動かす事を意識するのは
おすすめしません。どうしても力が入ってしまいます。

筋肉は意識せず、自分の骨格がどの方向にどう動いているかをイメージする方がいいと思います。


今回はここまでです。
体の力を抜くにはというお話でしたが、
実際これを見ただけですぐ出来るという訳にもいかない部分も多いので、
もし気になるという方は一度ご相談ください。
体感する事が、体の場合は一番ですからね。


バレエ愛好者のお悩み④~アンデオールが上手く出来ない~

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八巻稔秀
専門家

八巻稔秀(スポーツトレーナー)

TYカラダ調整セラピー

独自のエクササイズ「カラダ調整体操」をベースに、体のゆがみを本来の形に整え、正しい姿勢や動作へ導くトレーニングメニューを提供。スポーツイベントや出張指導で、生き生きとした日常を応援します。

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