Mybestpro Members

八巻稔秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

スキー 重心が後ろに行ってしまう人が、目を向けるべきところ

八巻稔秀

八巻稔秀

テーマ:40~70代のための、スキー上達テクニック

こんにちは。
さて、今日で9月も終わり。


今回のコラムは、

”スキーで姿勢が悪いとよく言われる方”

”コブを滑るとすぐお尻が落ちて転んでしまう方”

こんなスキーヤーの皆さんに参考にしていただきたい記事です。
スキーでは、滑走時の姿勢が安定した滑りを維持するのに欠かせない要素の一つになります。

スキー 姿勢 つくりかた



なぜ滑っていると、お尻が落ちてきてしまうのか・・?




重心位置が脚の上に載っているかどうかで
過重のかかり方が変わってきますので、
いかにその姿勢がとれるかが重要なのですね。


ただ、スタート時に正しいポジションにカラダを置けたとしても、
滑っているうちに段々お尻が落ちてきてしまうという方も多いでしょう。

コブ斜面を滑るとその傾向って顕著に出ますよね?

滑っているうちに姿勢が悪くなってくるのは、
カラダの機能に不具合があるのが原因です。





このコラムを書いている私自身スキーヤーで40代、
特にコブ斜面での骨盤後傾・後重心に悩んでいました。

コブ斜面だとこれが即暴走&転倒につながってしまいます。




大きく言うと、股関節の動作に不具合があるのですが、
その股関節の動きを邪魔している・
とりわけお尻を下げる働きをしてしまっているのが、

”硬くなったお尻まわりの筋肉”です。

コブの滑走だと特に大きく脚がたたまれますよね。

スキー 股関節 屈曲



この格好の時、股関節は大きく曲がっていますが、
大きく曲げる時に”お尻まわり”が大きくストレッチされる必要があります。
お尻が硬いと充分に股関節が曲がる事が出来ず、
お尻の筋肉が骨盤を下へ引っ張ってしまうのです。

股関節 使い方
※赤線は筋肉。柔軟性があると、左のように大きく曲げる事が出来る。

悪い姿勢で座っていると、股関節の筋肉は硬くなる!



スクワットをやってもらうと、
しゃがむ時にお尻が硬く骨盤が後傾してしまう人は多いです。
そういう方がコブに入ると、どうしても骨盤が後傾してしまいます。
普段悪い姿勢で座っていることが多い人は、
骨盤が後傾しお尻の筋肉が硬くなっています。


ですので、股関節を充分に曲げられるように
お尻の筋肉をストレッチしておく事と
しゃがむ時にお尻の筋肉をストレッチしながらしゃがめるように
カラダの動かしかたを習得する必要があります。



フィットネスなど他スポーツに励んでおられる方にも当てはまる内容ですので、
正しい股関節の使い方を覚えてより効果的なエクササイズにしましょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ということで、そのストレッチ法をご紹介いたします。
こちらの動画はストレッチ編になります。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

八巻稔秀
専門家

八巻稔秀(スポーツトレーナー)

TYカラダ調整セラピー

独自のエクササイズ「カラダ調整体操」をベースに、体のゆがみを本来の形に整え、正しい姿勢や動作へ導くトレーニングメニューを提供。スポーツイベントや出張指導で、生き生きとした日常を応援します。

八巻稔秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼